ELデビュー戦で60分までプレーした遠藤。(C)Getty Images

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 現地9月21日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第1節で、遠藤航が所属するリバプールは、オーストリアのLASKと敵地で対戦。3−1で逆転勝ちを収めた。

 14分に先制を許し、前半はリードされる苦しい展開となったものの、後半に3点を奪い、地力の差を見せつけている。

 4−3−3のアンカーで先発した遠藤は、60分までプレー。ただ、チーム全体が低調だったなかでプレーしていたため、厳しい評価を受けている。

 リバプールの専門サイト『THIS IS ANFIELD』のレーティングは、チーム最低タイの「5点」で、こう寸評を据えられている。

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「試合はほとんど彼を通り過ぎたため、パス成功率はわずか81.6%、タックルは1回のみ。チーム全体が最高の状態ではなかったという事実によって彼の任務は決して容易ではなかったが、日本代表選手がスターターになるためにはこうした機会をモノにする必要があるだろう」

 リバプールの地元紙『Liverpool Echo』は単独の最低評価で、「ボールを与えてしまうことが多すぎた。大変な夜だった」と酷評。英紙『The SUN』も「新加入MFの一人である1620万ポンドの遠藤航は途方に暮れているように見えた」と厳しい見方をしている。

 日本代表の主将にとっては、ほろ苦い欧州カップ戦デビューとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部