不思議な空間の魔法にかけられたかのように、「ロンドンティールーム堂島本店」に足が向いてしまう人が多いのはなぜなのか。

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大阪・西梅田の『ロンドンティールーム 堂島本店には熱烈なファンが多い。
“英国紅茶専門店”と聞くと、本格的なアフタヌーンティーなどを優雅に愉しむような、少しかしこまったイメージを持つかもしれないが、店内にはサラリーマンが打合せをしていたり、カップルでお茶に来ていたり、女子会が開かれていたり、PCに真剣に向き合っている人も、本を読んでいる人もいる。

地下の広々とした客席はウッド調のパーテーションで仕切られた半個室になっていて、気兼ねなく自分たちの思い思いに過ごせるのだ。

ズラリと並んだアンティーク雑貨や、天井からつるされたマリオネット、各部屋にはイギリスの有名アーティストの写真や記事やフィギュアが置かれているなど、初めて訪れたときは一瞬とまどうような世界観。

だが、だんだんと気分が落ち着き、居心地が良くなってくるから不思議だ。

本格的なアフタヌーンティーも、フードメニューも充実しているため、何時でもどんなシチュエーションでも利用しやすいのも、ハマる人が「ことあるごとに行ってしまう」という理由だろう。

『ロンドンティールーム 堂島本店』

住所／大阪府大阪市北区曽根崎新地2-1-23 JPR堂島ビル地下1階

※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。

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