堺雅人が語る『リーガルハイ』早口セリフ誕生秘話「倍速視聴に『絶対に聞き取れないくらいしゃべろうと』」
堺雅人が、9月10日放送の『安住紳一郎の日曜天国』(TBSラジオ)で、ドラマ『VIVANT』(TBS系)の話から「倍速視聴」について語った。
高視聴率を記録している『VIVANT』だが、倍速視聴する人もいると聞き、堺は「ショックを受けたときがあった。絶対に1.5倍速だと聞き取れないくらい、しゃべろうと思ったドラマがあった」と回想。
「弁護士をやってたとき」と、それはドラマ『リーガルハイ』(フジテレビ系)で「時短で見られてたまるか。イヤだ、と思って」と、早口のセリフが多かった同作に込めていた思いを明かした。
『VIVANT』の場合は「リアルタイムで見たらおもしろい。いろんな感情が入ってくるし、裏の裏まで作っているかもしれない」と、SNSでほかの視聴者と感想をつぶやきながら見る、リアルタイム視聴に向いていることを明かしていた。
さらに堺は「倍速で聞く(見る)やつらに挑戦状をたたきつけて。(『VIVANT』は)しっかりした台本だから!」と、さらに熱烈アピールしていた。
堺の話にSNSではさまざまな意見が書き込まれた。
《倍速再生でドラマ・映画を観る人が増えたと知った堺さんが、倍速では聞き取れない速さで喋ってやろうと取り組んだ「リーガル・ハイ」 こういうのいいよね》
《リーガルハイ!!! 倍速で見ると聞き取れない位の早さで喋ってたんだ!》
《日曜天国。堺さんと安住さんのお話は楽しいな?》
「堺さんは同ラジオで『VIVANT』がSNSなども含めて盛り上がりを見せている点に『こんなお祭りになるなんて本当、うれしい。役者冥利ってのはこういうことなんだ』と明かしていました。
自身が演じる主人公・乃木憂助の父であるノゴーン・ベキ=乃木卓役の役所広司さんとの共演については『役所さんと一緒になったのは、すごく楽しかった。プランじゃない感情がわき上がって、方向転換しよう、みたいな』と、撮影現場で新たな演技プランが出てきたことを話していました」(芸能ライター)
いよいよ9月17日の放送で最終回を迎える『VIVANT』。どんな結末を迎えるのだろうか。