◆国内女子プロツアー<日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 9月7日~9月10日 パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(長崎県) /6755ヤード・パー72>

JLPGAツアー2023年シーズンのメジャー第2戦『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』の最終ラウンドが行われ、2打差3位でスタートした神谷そらが通算12アンダーで逆転優勝。ルーキーながら今季2勝目を挙げた。2位には前日まで首位だった小祝さくら、3位には山下美夢有と西郷真央がはいった。

神谷そらの今季2勝目はビッグタイトル

国内メジャーを制した神谷そらは満面の笑み 写真:Getty Images

 ツアールーキーで20歳の神谷そらが、4月のフジサンケイレディスでのツアー初勝利に続いて、大仕事をやってのけた。

ルーキーの神谷そらが苦しみながらも嬉しいツアー初V!

 首位の小祝さくらに2打差3位からの追い上げとなった最終日のラウンド。前半の9ホールで、小祝が1つしかスコアを伸ばせない間に、神谷は1番、4番、9番の3ホールでバーディーをゲット。折り返しの時点で、通算11アンダーで並んだ。

 後半の10番パー4でボギーを打った小祝に対し、ここでもバーディーを奪った神谷が2打差をつけ首位に立つと、終盤の小祝の追い上げを1打差でしのぎ通算12アンダーでフィニッシュ。ルーキーでの今季2勝目は、国内メジャーのビッグタイトルとなった。

 ちなみに昨年も、当時ルーキーだった川粼春花がこの大会でツアー初優勝を飾っており、国内メジャーの1つである日本女子プロゴルフ選手権を、2年連続でルーキーが制することになった。

 小祝さくらが通算11アンダーで2位。山下美夢有と西郷真央が、通算8アンダーで3位に入った。また、先週10代でのツアー3勝という快挙を成し遂げ、地元・長崎でのメジャー制覇を目指していた櫻井心那は、通算1アンダーの20位タイに終わっている。