横浜FMの水沼宏太【写真:徳原隆元】

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ルヴァン杯・準々決勝で水沼がネット揺らすも得点ならず

 Jリーグ・ルヴァンカップ(杯)準々決勝の第2戦が9月10日に行われ、横浜F・マリノスはホームのニッパツ三ツ沢球技場で北海道コンサドーレ札幌と対戦。

 アウェーでの初戦を2-3で落とした横浜FMは、逆転するために2点を奪う必要がある一戦だった。

 立ち上がり2分、横浜FMはいきなりチャンスを作る。FWアンデルソン・ロペスがロングボールを競り合い、このボールを拾ったFWエウベルがMF吉尾海夏にパス。吉尾から右サイドのMF水沼宏太にスルーパスが出ると、ボールを運んだ水沼はエリア内でシュートを放つ。これがゴールに決まり、横浜FMが先制したかと思われた。

 しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)でオフサイドの有無のチェックが行われ、水沼はオフサイドの判定となり、ゴールは取り消しとなった。今季からアウェーゴールルールがなくなったため、1-0になったとしても勝ち抜けが決まるわけではない横浜FMだが、逆転で準決勝に進むためには、まずは2試合トータルで同点に持ち込む先制点を取りたいところだ。(河合 拓 / Taku Kawai)