Samsungが「あらゆる面でこれまでにない品質」として発表したAndroid搭載タブレット「Galaxy Tab S9」シリーズの3モデル「Galaxy Tab S9」「Galaxy Tab S9+」「Galaxy Tab S9 Ultra」が2023年9月1日に日本でも発売されました。Samsung最大の有機EL液晶で、付属のペンも過去最高品質とのことで、3モデルとも手に入れることができたため比較しながら撮影しまくってみました。

Samsung Galaxy Tab S9(ギャラクシータブ S9) | Samsung Japan 公式

https://www.samsung.com/jp/tablets/galaxy-tab-s/galaxy-tab-s9-wi-fi-graphite-128gb-sm-x710nzaaxjp/

Samsung Galaxy Tab S9+(ギャラクシータブ S9プラス) | Samsung Japan 公式

https://www.samsung.com/jp/tablets/galaxy-tab-s/galaxy-tab-s9-plus-wi-fi-graphite-256gb-sm-x810nzaaxjp/

Samsung Galaxy Tab S9 Ultra(ギャラクシータブ S9ウルトラ) | Samsung Japan 公式

https://www.samsung.com/jp/tablets/galaxy-tab-s/galaxy-tab-s9-ultra-wi-fi-graphite-512gb-sm-x910nzaexjp/

「Galaxy Tab S9」はこんな感じ。カメラが長辺についているため、横向きに置くデザインとなっています。本体サイズは高さ165.8mmと横254.3mmで、有機ELのディスプレイサイズは11インチ。



背面はこんな感じ。「Galaxy Tab S9」シリーズのカラーはシックなグレーの「グラファイト」のみとなっています。



「Galaxy Tab S9」の厚さは5.9mm。天面にはSIMスロット、音量ボタン、電源ボタンが配置されています。



左側面にはスピーカー



右側面にはスピーカーのほか、USB Type-Cポートが1つあります。



底面には専用カバーを取り付けるための端子。



液晶上部のフロントカメラは約12メガピクセルの超広角カメラが搭載されています。



背面には約13万画素の広角カメラ。



大きさを比べるために「Galaxy Tab S9」と「第4世代 iPad Air」を並べてみました。左が「Galaxy Tab S9」、右が「第4世代 iPad Air」で、比較すると本体サイズはほぼ同じですがベゼルが薄い分「Galaxy Tab S9」の方がディスプレイサイズは大きく感じる他、角のエッジが「第4世代 iPad Air」の方が丸っこい分、「Galaxy Tab S9」はスマートな印象。



側面からも撮影してみたところ、左の「Galaxy Tab S9」の方が、右の「第4世代 iPad Air」よりも薄くなっています。



「Galaxy Tab S9」シリーズには、「Galaxy Tab S9」「Galaxy Tab S9+」「Galaxy Tab S9 Ultra」の3モデルがあるため、全てのモデルを比較してみました。以下の画像は左から「Galaxy Tab S9」「Galaxy Tab S9+」「Galaxy Tab S9 Ultra」。「Galaxy Tab S9+」は本体サイズが高さ185.4mm×横285.4mm×厚さ5.7mmでディスプレイサイズは12.4インチ、最も大きい「Galaxy Tab S9 Ultra」は高さ208.6mm×横326.4mm×厚さ5.5mmでディスプレイサイズは14.6インチとなっています。



重ね合わせて大きさを比較するとこんな感じ。



天面やサイドのボタン数はどのモデルでも一致しています。厚さは画像一番下の「Galaxy Tab S9 Ultra」が他2モデルよりも0.2mm薄くなっていますが、並べて見ても違いは分かりませんでした。



背面を見ると、「Galaxy Tab S9」はリアカメラが1個なのに対し、「Galaxy Tab S9+」「Galaxy Tab S9 Ultra」はリアカメラが2つついており、ともに8メガピクセルの超広角カメラと13メガピクセルの広角カメラとなっています。



また、フロントカメラは「Galaxy Tab S9」と「Galaxy Tab S9+」は同じ12メガピクセルの超広角カメラですが、「Galaxy Tab S9 Ultra」は12メガピクセルの超広角カメラに加えて12万ピクセルの広角カメラも付いています。また、以下の画像で一番上に示された「Galaxy Tab S9 Ultra」のフロントカメラを見ると、カメラ部分のベゼルが突き出しているのが分かります。



そこで、3モデルのベゼルを比較してみました。以下の画像は左から「Galaxy Tab S9」「Galaxy Tab S9+」「Galaxy Tab S9 Ultra」で、「Galaxy Tab S9」「Galaxy Tab S9+」は共に上下左右のベゼルが8mmですが、「Galaxy Tab S9 Ultra」は上下左右のベゼルが5mmで、フロントカメラの部分のみ8mmとなっています。



「Galaxy Tab S9」シリーズには、専用の「Sペン」も付属しています。Sペンも本体と同様にIP68等級の防じん・防水性能を持っている他、先端の感度が向上して誤クリックが減少しているなど、全体的に改良されているとのこと。



「Galaxy Tab S9」シリーズに付属のSペンはグリップ部分にボタンが付いています。



実際にSペンを「Galaxy Tab S9」に使ってみると、ペン先がわずかに柔らかい素材で、書いていてフィットする感覚がありました。



「Galaxy Tab S9」付属のSペンと「第2世代 Apple Pencil」を並べて比較してみると、約16.6cmある第2世代 Apple Pencilに比べて、Sペンは約14.7cmとなっています。また、「第2世代 Apple Pencil」は太さが円周で2.9mmで重量は20.7gなのに対し、Sペンは太さが約2.6mmで重量は9gとコンパクト。



「Galaxy Tab S9」付属のSペンと「第2世代 Apple Pencil」のペン先を比較するとこんな感じ。



また、Samsungのスマートフォンである「Galaxy Note」シリーズや、「Galaxy S21 Ultra」など一部の機種には、専用のSペンが付属しています。手元にあった「Galaxy Note 8」には、端末の右下にSamsungペンが収納されていました。



以下の画像の上が「Galaxy Tab S9」付属のSペンで、下が「Galaxy Note 8」付属のSペン。スマートフォン用の「Galaxy Note 8」Sペンはしっかりグリップして書くには細いものですが、「Galaxy Tab S9」付属のSペンは一般的なボールペンなどに近い太さになっています。



「Galaxy Tab S9」シリーズは全て、背面にSペンを設置するエリアがあります。以下の画像のように、リアカメラの横に溝のようになっている部分があります。



溝にピッタリ合わせると磁石でくっつきます。SamsungのSペンの中にはUSB Type-Cケーブルで充電が必要なものもありますが、「Galaxy Tab S9」シリーズ付属のSペンは磁気アタッチメントによる双方向充電のため、背面に装着しておくだけで充電が可能。



背面にSペンを装着した状態で「Galaxy Tab S9」をテーブルに置いて使用すると、わずかに傾いた状態になります。



起動するとこんな感じ。



Samsungストアの価格は「Galaxy Tab S9」は12万4799円、「Galaxy Tab S9+」は16万2599円、「Galaxy Tab S9 Ultra」が20万9799円で、記事作成次点では「Galaxy Tab S9」のみ在庫切れとなっています。また、Amazonでは「Galaxy Tab S9+」のみ国内正規品が販売中で、価格は16万2600円となっています。

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引き続き「Galaxy Tab S9」シリーズの専用アクセサリーやスペック比較などをレビューしていくのでお楽しみに。