縦半分にして“焼くだけ”で満足度10000億倍！「ズッキーニのステーキ」はコリッとジューシー♪【農家直伝】
まだまだ暑い日が続きますね。お肉でスタミナをつけるのもいいですが、いっそメインも野菜にして、怒涛の栄養価で残暑払いしちゃいませんか？おすすめは「ズッキーニのステーキ」！まるまる1本を縦半分に切って焼くだけという、見た目も豪快で満足度の高い一品。今回レシピを紹介してくれたのは、岡山県でズッキーニを栽培している農業女子、高越友紀さんです。これを食べて、バテを吹き飛ばせ～！
夏の疲れがたまり、体がだるい、食欲が湧かない…そんな方も多いのでは？
実は、残暑バテの原因の一つとも言われているのが、ミネラルの一種であるカリウムの不足です。
そこで今回、カリウムを多く含む野菜のズッキーニに注目。カリウムだけでなく、ビタミンB群やビタミンCなど、残暑バテをケアしてくれる栄養がたっぷり含まれています。
ズッキーニといえば、夏野菜のイメージがありますが、岡山県総社市にある「メゾンやまて」の高越友紀さんは、秋にもズッキーニを栽培しているそう。
「ズッキーニをシンプルに味わうのにおすすめなのは、”ただ焼くだけ”の食べ方です。ソテーにするだけでもおいしいですが、せっかくなら食欲がそそられるよう豪華な1/2本のステーキにして、食べちゃいましょう！」と高越さん。
それではクッキング・スタートです♪
旨味ジュワジュワ～♡至高の「ズッキーニステーキ」
材料（2人分）
ズッキーニ…1本
オリーブオイル…適量
塩、こしょう…各適量
ステーキソース…適量
作り方
1. ズッキーニを縦半分に切り、断面に格子状の切れ目を入れる。
少し深めに切れ目を入れると火が通りやすく、中まで柔らかく仕上がります！
2. 1に塩、こしょうを振り、オリーブオイルを引いたフライパンで、弱火でじっくり両面を焼く。
まずは皮面から焼きます。オリーブオイルはたっぷり使ってくださいね！早く火を通したい人は、フタをして蒸し焼きにしてもOKです。
3．火がしっかり通ったら強火にし、表面に焼き目をつけて完成！
トータルで約25分焼きました。こんがりとした焼け目がおいしそう！
「塩、こしょうで味付けするだけでも十分ですが、主役の一品にするなら市販のステーキソースをかけて食べるのがおすすめです。せっかくステーキ風に焼いたので、ぜひフォークとナイフで切って食べてみてください」（高越さん）
…との事なので、ステーキソースをかけて
フォークとナイフで「ズッキーニのステーキ」をいただきたいと思います！
う～ん、噛んだ瞬間ジュワ～。こんなジューシーなズッキーニ食べたことない！ってくらい口の中が洪水です（笑）。
ズッキーニを半分に切ってそのまま焼いているので、水分がたっぷり保たれています。やわらかさの中にもズッキーニならではのコリっとした食感も残っていてGOOD。ズッキーニのおいしさを、余すことなく食べられる大満足な一品です。
今回はステーキソースをかけましたが、にんにくじょうゆやおろしポン酢じょうゆなどをかけても◎。
時間のない時は”輪切り”で時短！
「忙しいときや、もっと手軽に食べたいときは、1cm厚さの輪切りにしたズッキーニを、アンチョビやハーブ、ニンニクを混ぜたバターで焼くだけでもOK！」と高越さん。高越さんは、カルディの調味スプレッドバター「私のフランス料理」をよく使うそうです。
先ほどの「ズッキーニステーキ」は時間をかけてじっくり焼くのポイントですが、こちらの輪切りなら強火でサッと焼くだけで出来ちゃいます。
オリーブオイルでソテーした輪切りズッキーニに、近所のスーパーで購入したクリームチーズにハーブやガーリックの入ったディップソースを上にトッピングしてみました♪ シンプルなズッキーニグリルに濃厚なクリチ＆ハーブ系スパイスが合う～。簡単なのにとってもおしゃれな前菜になって、なんだか得した気分です。
手軽においしく、残暑バテケアも出来るズッキーニの”焼くだけ”レシピも、ぜひ試してみてください。
高越さんに教わったズッキーニを使ったレシピは、別の記事でも紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
メゾンやまて
高越友紀さん
セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a（アール）の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。
●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/
