F.ミナリク元騎手が48歳で死去 日本でも短期免許で3年連続騎乗しJRA29勝
ドイツなどで活躍した元騎手のフィリップ・ミナリク氏が4日、48歳で亡くなったことが明らかになった。欧州競馬各メディアが報じている。
ミナリク氏はチェコ出身で1991年に騎手デビュー。97年にドイツの騎手免許を取得すると次々に大レースを制し、リーディングジョッキーに複数回輝くなどの活躍をおさめた。
日本には、アイヴァンホウに騎乗した14年のジャパンカップで初来日。以降18年から20年にかけて日本で3度短期免許を取得し、JRA通算29勝を挙げ、日本の競馬ファンにもお馴染みの存在となった。ドイツにとどまらず世界で順調に活躍していたものの、20年7月に起きた落馬事故が原因で騎手を引退していた。