昨年のマイラーズC以来の重賞2勝目を狙うソウルラッシュ(ユーザー提供:なーすさん)

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 昨年のマイラーズC覇者のソウルラッシュ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)が、京成杯オータムハンデ(3歳上・GIII・芝1600m)で重賞2勝目を狙う。

 ソウルラッシュは父ルーラーシップ、母エターナルブーケ、母の父マンハッタンカフェの血統。デビュー当初は芝2000m以上を主戦場としていたが、1勝クラスで足踏みが続いた。しかし、マイル路線に転じて素質開花。1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスと連勝すると、続くマイラーズCで一気に重賞初制覇まで果たした。その後は5連敗中だが、富士Sが2着、マイルCSが4着、マイラーズCが3着と何度も好勝負を演じており、現役トップレベルのマイラーであることは間違いない。

 秋の大舞台を見越し、ここは賞金加算を狙う一戦。トップハンデの59kgは楽ではないが、悲願のGIタイトル獲得のためには乗り越えなければならない。自身初のGIII出走で、力の違いを見せつける。