前走の葵Sは1番人気に支持されながら3着だったビッグシーザー(ユーザー提供:shotaさん)

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 ビッグアーサー産駒のビッグシーザー(牡3、栗東・西園正都厩舎)が、セントウルステークス(3歳上・GII・芝1200m)でレース史上初の父仔制覇を狙う。

 ビッグシーザーは父ビッグアーサー、母アンナペレンナ、母の父Tale of Ekatiの血統。先週の小倉2歳Sで1番人気に推されながら4着だったビッグドリームの全兄となる。ここまで7戦4勝。デビュー2戦は取りこぼしたが、3戦目から未勝利、福島2歳S、中京2歳S、マーガレットSと4連勝。重賞初挑戦となった前走の葵Sは好位からひと押しを欠いて3着だったが、世代トップレベルのスプリンターであることは間違いない。

 父のビッグアーサーは16年のセントウルSの覇者。ビッグシーザーが勝てば、レース史上初の父仔制覇となる。並み居る強豪を撃破して重賞初制覇となるか、ひと夏の成長に期待したい。