森永卓郎「もう手遅れ」上がり続ける電気代、10月から補助金半減
タレントの大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)。8月28日の放送では、大竹と経済アナリストの森永卓郎氏が、新聞各紙の世論調査の結果を受け、上がり続ける電気代と補助金制度について意見を交わした。
森永卓郎氏 「電気代、絶対びっくりしますからね。10月の電気代は皆さん覚悟したほうが良いです」
大竹まこと 「え、どうして？今上がってるけど？」
森永氏 「今も上がっているけれども、9月の使用分から政府の補助金が半分になるんです。9月はまだ暑いからエアコン使うじゃないですか、そうすると補助金カットの分だけでも平均的な家庭1400円上がるんです」
大竹 「1400円……1400円！？」
森永氏 「補助金カットの分だけでですよ？で、（例年より）余分に電気を使っている分と、この前の電気代値上げの分を合わせると、何だこれは！！！！という請求額が来ます」
大竹 「声で脅すのやめてもらえますか」
森永氏 「いやいやいや。だからね、岸田政権は電気代については秋にかけてゆっくり補正予算で考えましょうって言っているけれど、ふざけんじゃねえぞと。さっさとやらないと皆やられちゃうぞと私は思います」
大竹 「この間、2000円だった電気代が7000円になってるっていう話で、すでに5000円も上がっていて。それでクーラー使うようにしましょうとか色々言っているけど……」
森永氏 「ニュースはみんな言ったんですよ、命が大切なのでガンガンエアコンかけて熱中症を防ぎましょうと。でもそのツケがドーンと電気代で回ってくるんですよ」
大竹 「使ってください、命が危険だって言っているのに電気代が上がっている。そっちの方が危険じゃないですか命の！」
森永氏 「少なくとも補助金のカットは止めなければならなかったんですけれど、もう間に合わないんですよ」
