アスレチックスの本拠地オークランド・コロシアム 【写真:ロイター】

写真拡大

ラスベガス移転論議の渦中にあるアスレチックスの本拠地で事件発生

 老朽化したアスレチックスの本拠地で発生した“珍事件”がファンの話題となっている。米国のポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」が公式X(旧ツイッター)に公開した動画に「スタジアムが崩壊する新たな兆候だな」「野球では何も新しいことは起こらないと思っていたら」と、驚く米ファンが続出した。

 19日(日本時間20日)にオークランドで行われたアスレチックスとオリオールズの一戦、4回1死からオリオールズのオースティン・ヘイズは左翼へ大飛球を打ち上げた。打球はファウルポールに向かって舞い降りると、そのまま破れたネットにスッポリ。ピタッと止まった。ポールに当たったのと同じ扱いで、正真正銘の奇跡的な一発となった。

 大喜びでボールを回収に行く米ファンの姿まで動画には収められており、コメントでは「これがどうしたら可能なのかを理解しようとしている」と驚きの声が多数集まったほか、アスレチックスはラスベガスへの移転が取りざたされていることもあり「はははは、できるだけ早くオークランドを離れないといけないってわかったな。この球場はダメだ」「古代オークランドの秘密」と、球場の古さを揶揄するような言葉も多かった。

(THE ANSWER編集部)