8月10日の「おとなりさん」(文化放送)は、妄想インドカレーと越境庶民料理店・ネグラの店主の大澤思朗さんが出演。パーソナリティの高山一実と料理の考え方で意気投合した。

文化放送・坂口愛美アナ「妄想インドカレーってどういうことですか?」

大澤思朗「妄想は自分たちがインドに行ったことがないので、架空のインド料理を作っているというコンセプトです。お店は東京の高円寺にあって、7、8年前にオープンしました」

坂口「元々はイタリアンのシェフだったそうですが、インドの料理に興味を持ったきっかけは何ですか?」

大澤「南インドの料理が好きで、ミールスという食べ方があるんですね。1つのお皿の上にカレーや副菜が載っていて、ちょっとずつ混ぜながら食べる庶民食です」

高山一実「最近そういうカレー、流行ってますよね。元々はミールスなんですね」

大澤「7、8年前の私のインドのカレーのイメージはバターチキンだったり、ナンで食べるイメージでしたが、ミールスの食べ方に衝撃を受けました。ご飯とスパイスの付いた油と食材を混ぜて食べることで乳化して角が取れて食べやすくなる。僕はこれに感動して、ミールスを色んな所で作りたいなと思いました」

坂口「今はお店のほうはやってるんですか?」

大澤「実店舗の営業が少なくなってしまって、月4、5回くらいです」

坂口「料理を通して伝えたいことはありますか?」

大澤「好奇心をくすぐる料理だったり、こんな食文化が世の中にあるんだなとか、そういうものが料理を通して伝わったらうれしいなと思いますね」

高山「私はご飯に合わせて、旅行に行ってるんですけど、一口食べて面白いって思うことあります。そういう幸せを知れてすごくうれしい気分になります。食べて楽しい、知って面白いっていう」

大澤「僕もそういう体験好きですね」