日本の情報が中国に漏えいしているとアメリカが指摘。大竹「このままだとアメリカの情報を買うことになる」
8月9日の大竹まことゴールデンラジオは毎日新聞の「中国、日本の防衛機密侵入か ２０年に探知、米警告 米紙報道 日本は評価避ける」という記事を取り上げ、大竹がコメントした。
朝日新聞によると、「アメリカのワシントン・ポストは７日、日本の防衛機密を扱うネットワークに中国軍のハッカーが侵入し「深く、持続的にアクセスをしていた」と報じた。米政府が把握し、高官が訪日して日本政府に警告したという。この報道に対し日本政府は「サイバー攻撃で防衛省が保有する秘密情報が漏洩したとの事実は確認されていないと説明し評価を避けたとあります。
報道によると、2020年秋、アメリカ国家安全保障局NSAが中国軍による日本の防衛機密ネットワークへの侵入を探知した。当時の大統領補佐官とNSAの中曽根長官が訪日して防衛大臣と協議して、「日本の近代史で最も大きな被害を与えるハッキングになった」と警告をしたという。
日本側が不意をつかれた状態で、情報は防衛大臣から総理にも報告されることになったという。
オースティンアメリカ国防長官が日本側に「日本のネットワークの安全性が強化されなければ、高度な軍事作戦のためのデータ共有の強化が遅れる可能性がある」と示唆したという、同じ新聞の中ですけど、日本のサイバー防衛力強化をめぐる課題、山積していて1つは、この日本のサイバー能力の強化の在り方だ。日本の能力の低さにはアメリカ側は不安を持っていて、マイナーリーグだと酷評もしているという。
砂山アナ「このマイナーリーグの状態では、高度な情報を一緒に共有はできないよね。とまあこういうことも、アメリカ側は思っているとそういうふうに新聞には書いてあります」
大竹「日本はこの分野は、ちょっと遅れてるっていうふうに、言われている。しかも世界がどんどん進んでなくいく中で中国なんかは、ものすごいこういう人たちを育ててて日本の情報は、ただ漏れになっている。丸裸な状態じゃないかっていうふうにアメリカが懸念しているという話だよね。そうなってくるとどうなるかというと、アメリカもそこまで危険なら日本に情報を渡すのを、躊躇するみたいな話に当然なってくるよね。そうすると、日本は国のあり方が情報弱者みたいなことになると、どうなるかって言ったら世界の情報を今度はアメリカからもらうっていう話になるよね。アメリカからはこの情報は隠すけど、この情報は日本に渡していいだろうっていう話になるよね。そうなってくるとアメリカの情報だよりということになっちゃう。このまま行ったらね。それでどうなるかと言ったら、アメリカがこういう情報持ってて、もしトマホークが要りますよって言われたら買うしかなくなってきちゃう。何々がいりますよって言ったらそうですかっていうしか言うしか方法なくなっちゃうね。この情報分野っていうのは、ちょっと遅れてるって言われてるんだけど、もっと力を入れなくちゃいけない。どう考えても、ここをやっていかないと中国もアメリカもすごいわけだから、遅れてっちゃうなっていう不安なことが起こりつつ進んでいる」
砂山アナ「ちょっと今秘密の保持が、ちょっと日本はできない状態じゃないかっていう懸念と、アメリカがもし情報を提供してくれたとしてもこれが漏れちゃうんじゃないかっていう懸念があるということですね」
