【農家直伝】ジューサー愛用者に朗報！にんじんの搾りカスを捨てずに生かして…え、オレンジ色のドーナツ爆誕!?
【じゃない人がシェフ】料理人じゃない1級建築士が凄腕シェフ⁉人気カフェの「にんじんフライ」に挑戦♪「星が降るほど甘～い♡」
今回レシピを教えていただいた永井さんは、産地ブランドのにんじん「へきなん美人」をはじめ、いろいろな種類のにんじんを栽培している”にんじんのプロ”。
「にんじんジュースを搾ったあとのかすは、まだまだ栄養が残っている食材なんですよ」と力説します。
にんじんの搾りかすを用いたにんじんドーナツ…一体どんなお味になるんでしょうか⁉
もったいない…だけじゃなくてお味もヤバッ！「にんじんドーナツ」
材料(6個分)
にんじん(搾りかす)…1/3～1/2本分(約70g)
ホットケーキミックス(市販)…200g
卵…1個
サラダ油…適量
グラニュー糖…適量
作り方
1．ボウルににんじんの搾りかすを入れ、卵を加えて混ぜ合わせる。
2．1にホットケーキミックスを入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜ、こねてひとまとめにする。
3．2をラップではさみ、麺棒で5mm～1cmの厚さに伸ばしたら、リング状にくり抜く。
コップで外側をくり抜いたら
ペットボトルキャップで内側の穴をくり抜きます。
4．170℃に熱した油で、きつね色になるまで揚げれば完成。
お好みでグラニュー糖をまぶしていただきましょう♪
にんじんが入っているおかげで、オレンジ色のかわいいドーナツになりました♡
見た目もいいけど、香ばしさもたまらない～！
では、アツアツをいただきます。
外側がサクッとしていて、中はふんわりモチモチ！
揚げたての食感は自家製ならではですね～。
もぐもぐ食べていたら、普通のドーナツより気持ちしっとりしていて、自然な甘味を感じます。
これがにんじんの搾りかす効果!?
にんじんの風味はフワッと感じる程度なので、にんじん嫌いのお子さんにもおすすめです。
むしろ喜んで完食するおやつだと思いました！
にんじんに含まれるβカロテンは、体内に入るとビタミンAに変化します。
ビタミンAには、美肌を保つ働きや抵抗力を強める働きも！
永井さんいわく「ビタミンAは油と一緒に摂ると吸収率がアップするんですよ」とのことで、理にかなったおやつですよね！
ドーナツのおともにピッタリ♪「にんじんジュース」
ちなみに、「にんじんドーナツ」の付け合わせにピッタリなのが「にんじんジュース」。
「にんじんは皮に近いほど味わいが濃くなるんです。皮ごと搾ると栄養満点のジュースに仕上がるんですよ」（永井さん）
へーっ、皮の有無でそんな違いがあるとは知らなかった！
皮ごと使うことで、ジュースもドーナツも風味が増しそうですね。
「鮮やかな色味やスッキリとした味わいを求めるのなら、皮を剥いて搾るのもアリです。好みに合わせて、お好きな方法を選んでやってみてください」（永井さん）
体にやさしい「にんじんジュース」を作ったら、その搾りかすでぜひ「にんじんドーナツ」を作って、にんじん尽くしのおやつタイムを楽しんでくださいね。
株式会社棚久
永井千春さん
にんじん・玉ねぎの一大産地、愛知県碧南市で4代続く農家の生まれ。碧南市のブランドにんじん・玉ねぎを栽培する。「野菜のことをもっと知ってほしい」という思いから、野菜ソムリエ上級プロ、管理栄養士の資格を活かしたワークショップも開催。野菜の見分け方や保存法を学んだり、フレンチや懐石料理で品種ごとに食べ比べたりと、多彩な企画が参加者に好評。一児の母であり、最近は野菜のおいしさを子どもにも伝えようと奮闘する日々。
株式会社棚久 HP
https://vegetanaq.com/
