モヒカン、坊主、ロン毛…ベッカム氏が唯一心残りに思う髪型とは?「大統領との写真に写ってしまっている」

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インテル・マイアミの共同オーナーを務める元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が現役時代の苦い思い出を振り返った。イギリス『サン』が伝えている。

現役時代、芸術的な精度を誇る右足のキックや、その甘いマスクからは想像もつかないハードなプレーを中盤で披露してマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーなど欧州のトップレベルで活躍したベッカム氏。その端正な容姿から“貴公子”とも呼ばれ、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)時には日本でもベッカムフィーバーを巻き起こしていた。

現役時代のベッカム氏は様々な髪型を取り入れることでも有名。日本では“ベッカムヘア”として知られた2002年のモヒカンや、スポーツ刈り、ロングヘアー、ヘアバンドをつけておでこを出すスタイルなどいくつものスタイルを披露していた。

そんなベッカム氏だが、唯一心残りがあるヘアスタイルがあるという。それは、ユナイテッドからマドリーへと移籍した2003年のコーンロウだ。

2003年のシーズンオフ、ベッカム氏は南フランスでの休暇中にコーンロウに大幅イメチェン。大きな変化には思わぬ理由があったようだ。ベッカム氏が当時を振り返っている。

「私たちは家族と、ヴィクトリアの友人の美容師と一緒にいた。彼女に髪をどうにかしてもらえないか頼んだら『コーンロウにする?』と言われて、『何か分からないけどそうしよう』と言ったんだ。痛かったけど、気に入ったよ」

ヘアスタイルに後悔はないかと聞かれるけど、どれも後悔はしていない。ただ、コーンロウの時はちょっとね」

ヘアデザインについてはどれも気に入っており後悔はないというベッカム氏。だが、コーンロウにした時に撮影した写真については心残りがあるようだ。

「土曜日にヘアスタイルを整え、月曜日にはイングランド代表の試合で南アフリカに飛んだんだ。そこで偉大なネルソン・マンデラ(元南アフリカ共和国大統領)に会うことができた。ネルソン・マンデラとの写真には、コーンロウの髪型をして彼の手を握っている私が写っている。それが唯一の心残りだ」

引退後は、サイドを刈り上げトップを立ち上げたバーバースタイルを継続しているベッカム氏。当時の教訓をいかしているのかもしれない。