【シン・アイヌ料理】「サーモンのチタタプ」に挑戦♪ん、チタタプって何だ⁉アイヌ伝統の「たたき」料理です
「チタタプ」。かわいい響きのこの料理をご存じですか?アイヌ料理のひとつで、生肉や生魚を薬味と一緒にたたいて作る料理なんですって。現在、北海道では食を通じてアイヌ文化の魅力を発信するプロジェクトが行われ、現代風にアレンジしたアイヌ料理を、道内8か所でいただけるそう。北海道のローカル番組では、入手しやすい材料でアレンジした「チタタプ」を作っていました。あの料理にそっくりなので、作ってみます♪
【シン・アイヌ料理】今風にアレンジした「チポロシト」に挑戦♪…ってどんな料理⁉イクラの乗ったイモ団子です
アイヌ料理の「チタタプ」は生肉や生魚をたたいて作る料理
アイヌの言葉で「チ」は我々が、「タタ」は叩いたや刻んだ、「プ」はものという意味があるそうです。アイヌの方々は、森での狩猟や川や海での漁で得た新鮮な肉や魚で、「チタタプ」を作っていました。
北海道では2024年3月までアイヌ・ヌーベル・キュイジーヌという、食を通じたアイヌ文化の魅力発信プロジェクトが行われています。北海道内の計8か所のホテルや飲食店で、アイヌ伝統料理を現代風にアレンジしたメニューを楽しむことが出来るんですって。
この食のプロジェクトを受け、3月23日放送の北海道のSTV札幌テレビ『どさんこワイド179』の料理コーナー・どさんこ☆キッチンでは、現代風にアレンジした「サーモンのチタタプ」を作っていましたよ。加熱不要で簡単に作れる料理なので、トライしてみます♪
食材2つと調味料3つ♪「サーモンのチタタプ」を作ってみた!
【材料】(作りやすい分量)
スモークサーモン…50g
長ねぎ…30g
わさび…小さじ1/2
酒…少々
塩…少々
1. スモークサーモンを粗く刻み、長ねぎを小口切りにします。
スモークサーモンと長ねぎは、それぞれ粗く刻んでおきます。
2. スモークサーモンと長ねぎを包丁で少したたいたら、塩、酒、わさびを加えてよくたたきます。
スモークサーモンと長ねぎが軽く混ざるようにたたいてから酒、塩、わさびを加えます。酒は生魚の臭みを取り、塩は粘り気を引き出してくれます。
「仕上がりの細かさはお好みで」とのことだったので、市販のねぎトロ程度の細かさになるように、3分くらいかけてたたきました。
スモークサーモンなので臭みなし!刻んだねぎのシャキシャキ感が心地よい♪
スモークサーモンを使って現代風にアレンジした「サーモンのチタタプ」です。長ねぎとスモークサーモンを刻んで2つをたたき合わせるだけなので、5分ちょっとで完成しました♪
サーモンを使っているので色はサーモンピンクですが、見た目はねぎトロそっくり。
食べてみるとスモークサーモンの香りが広がり、刺身特有の生臭さはまったくなく食べやすい!刻んだ長ねぎがまんべんなく混ざっているので、少し口に含んだだけでもシャキシャキと歯ざわりがいいです。ねぎトロはしょうゆがほしくなりますが、「サーモンのチタタプ」はスモーキーな香りをまとっているので、このままで十分おいしい♡
筆者はもう少しだけわさびが効いていてもいいかなと感じましたが、この辺は好みの問題ですね。足りなければ足せばよろしいかと思います。「サーモンのチタタプ」は、お刺身感覚のとても食べやすい一品でした。
ちょい足しでアレンジしてみた!
『どさんこワイド179』で「サーモンのチタタプ」を紹介していた料理研究家の星澤幸子先生は、チタタプをご飯にのせてもおいしいと紹介していたので、小さな塩むすびの上にのせてみました。
食べてみるとお寿司感覚のおいしさ!ご飯があるので、少ししょうゆを付けたほうがバランスがよくなりますが、ご飯との相性は抜群です。おにぎりにしなくても、ご飯を盛ったお茶碗にチタタプをドンとのせるだけで、サーモン丼のようなおいしさを楽しめますよ。
アイヌの人々の伝統料理・チタタプを現代風に、スモークサーモンを使って作った「サーモンのチタタプ」はとても食べやすいお刺身感覚の一品でした。千葉県の郷土料理にアジなどの青魚、みそ、ねぎなどをたたいた「なめろう」がありますが、それにそっくりな料理だと感じました。
伝統的なチタタプは狩猟で得た生肉でも作るようですが、肉でも魚でも、さばいた時に出たくず肉やアラに付いた身を無駄なくおいしくいただくために、工夫した料理なのだろうと感じました。
スモークサーモンを使うと魚の生臭さを気にせずにおいしく作れますよ。長ねぎでかさ増し出来るので、スモークサーモンを少量用意すれば作れるのもうれしいポイント。お酒好きな方はアテにピッタリだと思います!ぜひ作ってみてくださいね。
【シン・アイヌ料理】今風にアレンジした「チポロシト」に挑戦♪…ってどんな料理⁉イクラの乗ったイモ団子です
アイヌ料理の「チタタプ」は生肉や生魚をたたいて作る料理
「チ・タタ・プ」とは(我々が・たくさん叩いた・もの)の意味。食材をたたいて細かくするときの音が語源とも言われています。ご注文いただいた後に調理場から聞こえる音もお楽しみください。 pic.twitter.com/eM64tUgiUZ
- 海空のハル@北海道_すすきの店と美幌峠店 (@umizoranoharu) February 3, 2021
北海道でアイヌ料理を提供しているお店のTwitterに「チタタプ」の画像がアップされていました。名前の由来がTwitterに書かれていますよ。
北海道では2024年3月までアイヌ・ヌーベル・キュイジーヌという、食を通じたアイヌ文化の魅力発信プロジェクトが行われています。北海道内の計8か所のホテルや飲食店で、アイヌ伝統料理を現代風にアレンジしたメニューを楽しむことが出来るんですって。
この食のプロジェクトを受け、3月23日放送の北海道のSTV札幌テレビ『どさんこワイド179』の料理コーナー・どさんこ☆キッチンでは、現代風にアレンジした「サーモンのチタタプ」を作っていましたよ。加熱不要で簡単に作れる料理なので、トライしてみます♪
食材2つと調味料3つ♪「サーモンのチタタプ」を作ってみた!
【材料】(作りやすい分量)
スモークサーモン…50g
長ねぎ…30g
わさび…小さじ1/2
酒…少々
塩…少々
1. スモークサーモンを粗く刻み、長ねぎを小口切りにします。
スモークサーモンと長ねぎは、それぞれ粗く刻んでおきます。
2. スモークサーモンと長ねぎを包丁で少したたいたら、塩、酒、わさびを加えてよくたたきます。
スモークサーモンと長ねぎが軽く混ざるようにたたいてから酒、塩、わさびを加えます。酒は生魚の臭みを取り、塩は粘り気を引き出してくれます。
「仕上がりの細かさはお好みで」とのことだったので、市販のねぎトロ程度の細かさになるように、3分くらいかけてたたきました。
スモークサーモンなので臭みなし!刻んだねぎのシャキシャキ感が心地よい♪
スモークサーモンを使って現代風にアレンジした「サーモンのチタタプ」です。長ねぎとスモークサーモンを刻んで2つをたたき合わせるだけなので、5分ちょっとで完成しました♪
サーモンを使っているので色はサーモンピンクですが、見た目はねぎトロそっくり。
食べてみるとスモークサーモンの香りが広がり、刺身特有の生臭さはまったくなく食べやすい!刻んだ長ねぎがまんべんなく混ざっているので、少し口に含んだだけでもシャキシャキと歯ざわりがいいです。ねぎトロはしょうゆがほしくなりますが、「サーモンのチタタプ」はスモーキーな香りをまとっているので、このままで十分おいしい♡
筆者はもう少しだけわさびが効いていてもいいかなと感じましたが、この辺は好みの問題ですね。足りなければ足せばよろしいかと思います。「サーモンのチタタプ」は、お刺身感覚のとても食べやすい一品でした。
ちょい足しでアレンジしてみた!
『どさんこワイド179』で「サーモンのチタタプ」を紹介していた料理研究家の星澤幸子先生は、チタタプをご飯にのせてもおいしいと紹介していたので、小さな塩むすびの上にのせてみました。
食べてみるとお寿司感覚のおいしさ!ご飯があるので、少ししょうゆを付けたほうがバランスがよくなりますが、ご飯との相性は抜群です。おにぎりにしなくても、ご飯を盛ったお茶碗にチタタプをドンとのせるだけで、サーモン丼のようなおいしさを楽しめますよ。
アイヌの人々の伝統料理・チタタプを現代風に、スモークサーモンを使って作った「サーモンのチタタプ」はとても食べやすいお刺身感覚の一品でした。千葉県の郷土料理にアジなどの青魚、みそ、ねぎなどをたたいた「なめろう」がありますが、それにそっくりな料理だと感じました。
伝統的なチタタプは狩猟で得た生肉でも作るようですが、肉でも魚でも、さばいた時に出たくず肉やアラに付いた身を無駄なくおいしくいただくために、工夫した料理なのだろうと感じました。
スモークサーモンを使うと魚の生臭さを気にせずにおいしく作れますよ。長ねぎでかさ増し出来るので、スモークサーモンを少量用意すれば作れるのもうれしいポイント。お酒好きな方はアテにピッタリだと思います!ぜひ作ってみてくださいね。