【海外発!Breaking News】自動精算機で支払ったのに駐車違反 75歳男性「罰金1万7000円を払うくらいなら刑務所に行ったほうがマシ」(英)
イギリス在住のある男性が先月25日、駐車違反による罰金100ポンド(約1万7000円)の請求書を受け取った。男性は2時間分の駐車料金4ポンド(約680円)を自動精算機で支払ったとして、罰金の支払いを拒否している。男性によると、同じ駐車場を利用した他のドライバーも同様の経験をしたそうだ。英ニュースメディア『The Mirror』『WalesOnline』などが伝えた。
英ノースヨークシャー州スカボロー在住のジェイミー・ジェイミソンさん(Jamie Jamieson、75)は4月6日、パーキンソン病の検査を受けるため「ハル王立病院(Hull Royal Infirmary)」を訪れた。
その日、病院の駐車場に空きがなかったため、彼は近くの「ファウンテンストリート駐車場(Fountain Street Car Park)」に車を停め、自動精算機で2時間分の駐車料金4ポンド(約680円)を現金で支払った。
しかし後日、ジェイミーさんのもとには駐車違反の罰金として100ポンド(約1万7000円)の請求書が届いたという。
「最初はとんでもない詐欺だと思いました。病院の予約は午前10時でしたが、早く着いたので午前9時半頃に駐車料金を支払いました。残念ながら支払いを証明するレシートは手元に残っていませんが、100ポンドもの罰金を払うなんて絶対におかしいです。私は断固として払うつもりはないので、刑務所に行くことになっても仕方がないと思っています。英海軍で25年間、政府通信本部(GCHQ)で25年間一生懸命働いてきた私が、罰金を科せられるなんて…。この件を公表して、他の利用者にも注意を促すべきだと思います。」
そのように主張したジェイミーさんが、駐車場の管理会社である「バンクパーク社(Bank Park)」から駐車違反の通知書を受け取ったのは、病院を訪れてから3週間後の4月25日のことだった。
しかも通知書の日付は4月17日で、そこには14日以内に支払えば罰金は60ポンド(約1万200円)に減額されると書かれていたそうだ。
「ハル王立病院の放射線科を紹介されたため、スカボローからハルまで(約78キロ)車で行くための費用を捻出したところだったんです。そこに行くだけで十分な費用がかかっているのに、そのうえ罰金だなんて…。それに誰が3週間もチケットを保管しておくというのでしょうか? 同社はきちんとした証拠を示さず請求書を送ってきたのです。私が駐車料金を支払ったことは自動車ナンバー自動読取装置や防犯カメラの記録に必ず残っているはずなのに…。まるで詐欺に遭ったような気分です。」
ジェイミーさんによると、この駐車場を利用した他のドライバーも同様の経験をしていたそうで、このニュースには世間から次のようなコメントが寄せられている。
「ここに駐車してはいけません。たとえ駐車料金を支払ったとしても、機械が印刷に失敗した場合は駐車料金未払いとみなされて罰金を請求されます。」
「ハル王立病院に行った際に駐車しました。現金で4ポンドを支払ったにもかかわらず、私はバンクパーク社とその債権回収業者や弁護士から裁判を起こすと脅されています。」
「こんな会社には1セントも払いたくない。裁判を起こすと伝えれば、すぐに手を引くのでは?」
「自分たちのミスにもかかわらず罰金の請求書を発行するなんて信じられない。しかしこのようなぼったくり駐車場があちこちにあるのは事実。」
「刑務所に行くようなことにはなりません。なぜならこの会社の被害者は多数いるからです。これは民事上の問題で、すぐに訴えるべきです。」
なおジェイミーさんは罰金通知書を受け取った翌4月26日にバンクパーク社にメールを送ったが、未だ返事はないそうだ。
画像は『WalesOnline 2023年5月5日付「Pensioner says he will ‘go to jail’ rather than pay £100 parking fine」(Image: Hull Daily Mail / MEN Media)』『The Mirror 2023年5月5日付「Furious pensioner, 75, would ‘rather go to jail’ than pay £100 parking fine」(Image: PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)
英ノースヨークシャー州スカボロー在住のジェイミー・ジェイミソンさん(Jamie Jamieson、75)は4月6日、パーキンソン病の検査を受けるため「ハル王立病院(Hull Royal Infirmary)」を訪れた。
しかし後日、ジェイミーさんのもとには駐車違反の罰金として100ポンド(約1万7000円)の請求書が届いたという。
「最初はとんでもない詐欺だと思いました。病院の予約は午前10時でしたが、早く着いたので午前9時半頃に駐車料金を支払いました。残念ながら支払いを証明するレシートは手元に残っていませんが、100ポンドもの罰金を払うなんて絶対におかしいです。私は断固として払うつもりはないので、刑務所に行くことになっても仕方がないと思っています。英海軍で25年間、政府通信本部(GCHQ)で25年間一生懸命働いてきた私が、罰金を科せられるなんて…。この件を公表して、他の利用者にも注意を促すべきだと思います。」
そのように主張したジェイミーさんが、駐車場の管理会社である「バンクパーク社(Bank Park)」から駐車違反の通知書を受け取ったのは、病院を訪れてから3週間後の4月25日のことだった。
しかも通知書の日付は4月17日で、そこには14日以内に支払えば罰金は60ポンド(約1万200円)に減額されると書かれていたそうだ。
「ハル王立病院の放射線科を紹介されたため、スカボローからハルまで(約78キロ)車で行くための費用を捻出したところだったんです。そこに行くだけで十分な費用がかかっているのに、そのうえ罰金だなんて…。それに誰が3週間もチケットを保管しておくというのでしょうか? 同社はきちんとした証拠を示さず請求書を送ってきたのです。私が駐車料金を支払ったことは自動車ナンバー自動読取装置や防犯カメラの記録に必ず残っているはずなのに…。まるで詐欺に遭ったような気分です。」
ジェイミーさんによると、この駐車場を利用した他のドライバーも同様の経験をしていたそうで、このニュースには世間から次のようなコメントが寄せられている。
「ここに駐車してはいけません。たとえ駐車料金を支払ったとしても、機械が印刷に失敗した場合は駐車料金未払いとみなされて罰金を請求されます。」
「ハル王立病院に行った際に駐車しました。現金で4ポンドを支払ったにもかかわらず、私はバンクパーク社とその債権回収業者や弁護士から裁判を起こすと脅されています。」
「こんな会社には1セントも払いたくない。裁判を起こすと伝えれば、すぐに手を引くのでは?」
「自分たちのミスにもかかわらず罰金の請求書を発行するなんて信じられない。しかしこのようなぼったくり駐車場があちこちにあるのは事実。」
「刑務所に行くようなことにはなりません。なぜならこの会社の被害者は多数いるからです。これは民事上の問題で、すぐに訴えるべきです。」
なおジェイミーさんは罰金通知書を受け取った翌4月26日にバンクパーク社にメールを送ったが、未だ返事はないそうだ。
画像は『WalesOnline 2023年5月5日付「Pensioner says he will ‘go to jail’ rather than pay £100 parking fine」(Image: Hull Daily Mail / MEN Media)』『The Mirror 2023年5月5日付「Furious pensioner, 75, would ‘rather go to jail’ than pay £100 parking fine」(Image: PA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)