SUBARUは後場強含む、上限2.9%の自社株買いと今期増益計画を好感

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 SUBARU<7270.T>は後場に強含みで推移している。この日、23年3月期決算とともに、自社株買いの実施を発表した。あわせて、24年3月期の業績予想を開示し、最終利益が前期比4.8%増の2100億円となる見通しを示した。株主還元姿勢と増益予想を好感した買いが集まったようだ。

 今期の売上収益は前期比11.3%増の4兆2000億円を見込む。米国を中心に自動車販売の増加を予想する。想定為替レートは1ドル=128円(前期実績135円)、1ユーロ=138円(同141円)に設定した。

 自社株買いは取得総数2200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.9%)、取得総額400億円を上限とする。5月12日から9月30日の間、東証における市場買付けにより取得する予定としている。

出所:MINKABU PRESS