世界初!ハリポタ「魔法省」の巨大セットが東京に誕生
東京・練馬区のとしまえん跡地に建設中の「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」で11日、魔法省のセットが初公開された。6月16日のオープンに向けて、これまでホグワーツ特急、ホグワーツの大広間などが公開されてきたが、今回お披露目となった魔法省の巨大セットは唯一「スタジオツアー東京」にだけ存在するものだ。
本施設は、2012年の開業以来、映画『ハリー・ポッター』シリーズの制作の裏側を知ることができるウォークスルー型のエンターテインメント施設として人気を博し、いまだに予約困難なイギリスの「スタジオツアーロンドン」の東京版。実際に映画に携わったクリエイターたちによる、オリジナルの手法と技術で制作された数々の素晴らしいセットや小道具、衣装を楽しみながら、『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズの世界に入り込んだかのような体験ができる。
魔法省は、魔法界の政府機関として法の管理と施行を行っている主要統治機構で、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』ではハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が魔法省職員に成りすまして潜入、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で再びスクリーンに登場していた。「スタジオツアーロンドン」にもセットのごく一部はあるものの、何千枚もの緑と赤のタイル(実は木製)で覆われた、この圧倒的なスケールで再現された魔法省に実際に足を踏み入れることができるのは、「スタジオツアー東京」が世界で唯一となる。
この日、トークショーを行った映画コメンテーターのLiLiCoと大の『ハリポタ』ファンだという俳優の加藤諒は「すごいしか言えない!」と会場入りするなり大興奮。LiLiCoは「まんま映画の中に入り込んだみたい!」、加藤も「本当にすごい! ここは伝説の魔法使いが戦った場所でもあるし! 噴水、暖炉もすごい!」と言葉が止まらなかった。アシスタント・コンストラクション・マネージャーのジョン・ソーカップはこの巨大な魔法省は数々の見どころがある「スタジオツアー東京」の中でも最も手間のかかったセットだと明かすと、「ぜひ近くで見てみてほしい」とこだわりのディテールをアピールしていた。
劇中、魔法省の職員たちが巨大な暖炉からフルーパウダー(煙突飛行粉)を使って通勤するシーンがあるが、「スタジオツアー東京」では彼らと同じように暖炉の一つに入り、スモークや照明効果によってフルーパウダーを体中に振りかける、魔法のような体験の写真や動画を撮影することもできる。(編集部・市川遥)
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は6月16日にオープン チケットは公式サイトで販売中 ※全てのチケットは事前予約制