東京株式(寄り付き)=反発、強弱観対立で上値は限定的か
9日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比70円高の2万9020円と反発。
前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が高安まちまちの展開で、発表された1~3月期の融資担当者調査で貸出基準の厳格化が確認されたことを受けて、景気敏感株の一角が売り優勢となったものの、ハイテク株が強い動きで全体を支えた。東京市場では大型連休明けとなった前日に利益確定売りが表面化し、日経平均がフシ目の2万9000円台を割り込んだが、きょうは押し目買いが優勢となっている。ただ、強弱観は対立しており、4月の米消費者物価指数(CPI)を前に様子見ムードも拭えず上値は限定的となりそうだ。
出所:MINKABU PRESS
前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が高安まちまちの展開で、発表された1~3月期の融資担当者調査で貸出基準の厳格化が確認されたことを受けて、景気敏感株の一角が売り優勢となったものの、ハイテク株が強い動きで全体を支えた。東京市場では大型連休明けとなった前日に利益確定売りが表面化し、日経平均がフシ目の2万9000円台を割り込んだが、きょうは押し目買いが優勢となっている。ただ、強弱観は対立しており、4月の米消費者物価指数(CPI)を前に様子見ムードも拭えず上値は限定的となりそうだ。
出所:MINKABU PRESS