南部・高雄市に海外初となるグローバル旗艦店「くら寿司グローバル旗艦店 高雄時代大道」をオープン。EXILEのAKIRA(右3)がゲストとして出席した。

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(高雄中央社)回転ずし大手のくら寿司は9日、南部・高雄市に海外初となるグローバル旗艦店「くら寿司グローバル旗艦店 高雄時代大道」をオープンする。世界各国で展開する店舗の中で、広さ、座席数共に最大規模を誇るという。店内で8日、記者発表会が行われた。

座席数は288席で、うちボックス席が48席。店舗面積は876.75平方メートルに及ぶ。内装は日本らしさを感じられる空間をイメージし、射的や千本くじなど日本文化を体験できる「縁日スペース」を併設した。

日本国内では浅草や道頓堀など観光スポットに出店しているグローバル旗艦店。高雄を選んだ理由について台湾子会社、アジアくら寿司の西川健太郎・董事長兼総経理は、台湾で広い土地と旗艦店を出せる好立地を探していたといい、その結果、高雄のこの土地に出会ったと説明した。

またこの日、人気グループ、EXILEのAKIRAがゲストとして出席。メディアの取材に応じ、「台湾ならではのさまざまな限定アイテムや商品が楽しめる」のに加え「台湾で日本を堪能できる」と店舗の魅力をアピールした。

同社は2014年末、台北市内に1号店を出店。20年には台湾の証券取引所、タイペイエクスチェンジに上場した。

(江明晏/編集:荘麗玲)