外為サマリー:134円70銭前後へ大幅下落、米利上げ停止への思惑で

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 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=134円72銭前後と連休前の2日午後5時時点に比べ2円80銭強の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=148円73銭前後と同2円40銭強のユーロ安・円高で推移している。

 日本のゴールデンウイーク(GW)中に急激なドル安・円高が進行。ドル円相場は、2日夕方時点では137円50銭前後だったが、5日午前1時前後には133円50銭前後までドルは下落する場面があった。2~3日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%利上げが実施されたが、利上げ打ち止めへの観測も浮上するなかドル売りが強まった。ただ、急激なドル安・円高の反動もあり、足もとでは134円後半での値動きとなっている。今週は10日に米4月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、その結果が注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1038ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。





出所:MINKABU PRESS