なにわ男子・大西流星、ダンススキルは祖母譲り!10歳でMVセンターを獲得した奇跡

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 なにわ男子の“あざとかわいい”担当は、大西流星。小学生の時に関西ジャニーズJr.のオーディション会場に現れると、あまりのかわいさにその場にいた全員が目を奪われたという伝説の持ち主だ。長所は、大きな瞳だけではない。目を見張るダンススキルの高さが、即決された理由だ。芸能関係者は当時を振り返り、

「彼のダンスは一朝一夕で磨かれたものではありません。祖母、お母さんの影響で4、5歳の時から習っているんです。小学3年生の9歳だった時に、大阪で実施された『南港ダンスフェス’10春グランプリ』にエントリー。所属するダンスチーム『シャムロック』が優勝しています」

 ダンスフェスには、総勢96チームが参加。予選を勝ち抜いたのは34チームだった。シャムロックは、兵庫県・三田にあるストリートダンススクール「ウィンディ」に通う7歳から10歳の男女6人混合チーム。その若さで同フェスに挑戦しつづけて4年が経っており、初の決勝進出にして初の栄冠を手に入れた。

 ジャニーズ入所後の大西は、群を抜いたルックスと卓越したダンスパフォーマンスで破竹の勢い。わずか1カ月足らずで西畑大吾(なにわ男子)、永瀬廉(King & Prince)とトリオ「なにわ皇子」を結成している。

 さらに、先輩グループのSexy Zoneが2012年にリリースした3枚目のシングル「Summerに雪が降る」のミュージックビデオで、メンバー6人(当時)より前方に出て、ソロでブロックダンスを披露している。ダンスフェスで優勝した翌年、弱冠10歳にしてMVで“フロントセンター”を陣取れたのは、200人ほどいるジュニアでもほんのひと握りだ。

 なにわ男子は今年、両国国技館で開催される「24時間テレビ46」(日本テレビ系/8月26日〜27日)で初めてメインパーソナリティーを務める。キラキラアイドルのシンボルだった関西発ユニットが、いよいよ国民的長寿番組のセンターステージに躍り出る。かわいくもおもしろい大西の魅力が、今後さらに広がりそうだ。

(北村ともこ)