シミックHDに物色人気集中、今期営業利益予想を倍増以上の増額でサプライズ呼ぶ

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 シミックホールディングス<2309.T>に物色人気集中、カイ気配で始まり2000円台を大きく回復してきた。4月14日に2187円の年初来高値形成後は調整色を強め、直近は1900円近辺に位置する75日移動平均線との上方カイ離を解消する動きにあったが、目先一気に切り返す展開で、新高値奪回をにらむ。同社は製薬会社向けを主力に新薬開発の臨床試験支援事業を行う。治験支援の受注が高水準なほか、製薬受託も伸びており、業績は会社側の想定を大幅に上回って推移している。前週末28日取引終了後に23年9月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の50億円から倍増以上となる103億円(前期比13%減)に大幅増額修正、これがポジティブサプライズとなり、投資資金を呼び込んでいる。

出所:MINKABU PRESS