何でも出来る“天才肌DF”の証明 ブンデスで15シーズン連続得点決めるフンメルス驚異の才能
22日にフランクフルトを4-0のスコアで撃破し、ブンデスリーガ首位に立ったドルトムント。
このゲームでチーム3点目を奪ったのがDFマッツ・フンメルスだ。
フンメルスはドルトムントの2010-11、2011-12シーズンのブンデスリーガ連覇を知るメンバーの1人であり、もう34歳とベテランの領域に入っている。
世界最高級CBと言われた当時ほどのパフォーマンスではないかもしれないが、その経験値は今のドルトムントにとっても貴重なものだ。
フンメルスはセンターバックとしての守備力はもちろん、足下の技術も高い選手だ。ボール奪取からそのまま持ち上がることもあり、サッカーセンス抜群のセンターバックとして知られる。
フランクフルト戦での得点はヘディングで決めたものだったが、センターバックの選手が15シーズン連続で得点を決めるのは簡単ではない。高いサッカーセンスがあればこそだろう。
2011-12シーズン以来となるブンデスリーガ制覇は実現するのか。若手も多いドルトムントにおいて、何でもこなせる万能選手フンメルスの存在は大きい。