「ゆでるからうまい！」は本当か？ 日清の“ゆでる”タイプの「どん兵衛」と「U.F.O.」を食べてみた
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●日清食品から新発売中の「本当に焼いたらうまかった 日清焼そばU.F.O.」、「ゆでるからうまい！ 日清のどん兵衛」シリーズ。お湯だけ注げば作れた商品を、わざわざ鍋やフライパンで作るメリットはあるのか？ 正直にレビューします。
「どん兵衛」シリーズや「U.F.O.」などでおなじみ日清食品。 現在、「本当に焼いたらうまかった 日清焼そばU.F.O.」と、「ゆでるからうまい！ 日清のどん兵衛」（そばとうどん）が発売中です。発売後、SNSを中心に話題になっており、「麺がうまい」という高評価と「やっぱりカップが良い」という両方の声が挙がっています。
カップ麺の簡便さを捨て、わざわざ鍋で湯がかせる……ということは、「カップ麺よりおいしい」はず。ということで評判の真相を確かめてみました。
このどん兵衛、麺が凄いは本当？ 太うどん＆太そばから実食！
いずれの商品も2袋入り315円（税抜）
『どん兵衛』はそば派の筆者、まずは「太そば」から作ってみました。製品としては、麺とスープのセットなので、トッピングは自分で鶏肉や天ぷらを用意してカスタムできるのも醍醐味。
182円（税抜）
同じく発売中の「日清のどん兵衛のおいしいサクサク天ぷら 2枚入」を用意するのもアリですね。
麺は鍋で3分湯がき、天ぷらは完成後に上にのっけて完成です。麺は「太ストレート製法」、喉越しの良さとなめらかさを追求しているそうで、確かに喉ごしなめらか！ “本鰹” と“宗田鰹” の合わせ出汁に、丸大豆醤油で味を調えています。
そばの風味とともに出汁の落ち着く良い香り。つるっと喉越しも軽やかで、麺1本ずつに存在感があります。確かに麺はカップタイプよりも生麺に近い食感。インスタントそばの商品は少なく、これまで選択肢がなかったので、ストックしておいてもいいかな、と思えました。
「どん兵衛のおいしいふっくらおあげ 2枚入」182円（税抜）
ちなみにうどんも試食。確かにカップ麺と比べるともちもちでしたが、「カップ麺で十分おいしいじゃん」と感じてしまいました。うどんに関しては冷凍食品の「どん兵衛」シリーズも簡便で味も良いので、こちらに関してはリピートしないと思います。
期待を上回るか！？「本当に焼いたらうまかった 日清焼そばU.F.O.」
さて、今回の新商品の中で一番期待していたのが、「本当に焼いたらうまかった 日清焼そばU.F.O.」。著者のふるさと・北海道ではインスタントラーメンと同じくらい、袋麺のインスタント焼きそばが定番なのです。
フライパンに水を張って麺をほぐしたら、キャベツや豚肉などの具材を投入。付属のソースと絡めたら完成です。
香ばしいソースの香りがいい。麺は具材を焼いている間にのびてしまわないか心配でしたが、モチモチで程よいコシがあって美味！ こちらも生麺っぽい食感で、カップタイプよりもソースの絡みが良く濃厚に感じました。
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カップ麺だと野菜不足が気になりますが、これなら野菜量も調整できるので休日の昼食などに家族で食べる機会が増えそうです。
まとめ
日清食品の新商品はわざわざ湯がく、焼く、という一手間が増えますが、「どん兵衛」や「U.F.O.」のあの味に自分好みの具材を加えてアレンジできるのが◎。かなりアリだと思いました。
（撮影・文◎亀井亜衣子）
