１１日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比９８．２７ドル高の３万３６８４．７９ドルと４日続伸した。
　
　ＮＹダウは景気敏感株などへの買いが優勢で上昇したものの、ナスダック指数は下落と高安まちまちだった。１２日の米３月消費者物価指数（ＣＰＩ）の発表を控え様子見姿勢も強まった。ボーイング＜BA＞やキャタピラー＜CAT＞、ハネウェル・インターナショナル＜HON＞が高く、ＪＰモルガン・チェース＜JPM＞やバンク・オブ・アメリカ＜BAC＞が値を上げた。テスラ＜TSLA＞が上昇し、エクソン・モービル＜XOM＞やマクドナルド＜MCD＞が堅調だった。半面、アップル＜AAPL＞やマイクロソフト＜MSFT＞、アマゾン＜AMZN＞が値を下げ、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞、ＡＳＭＬホールディング＜ASML＞といった半導体株が軟調だった。

　ナスダック総合株価指数は、５２．４７８ポイント安の１万２０３１．８７７と続落した。

出所：MINKABU PRESS