スプリングS・ベラジオオペラと横山武史騎手

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 19日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアルG2・スプリングステークスは、2番人気に支持された横山武史騎乗、べラジオオペラが無傷の3連勝で重賞初制覇。クラシック戦線へ名乗りをあげた。

スプリングS、勝利ジョッキーコメント
1着 ベラジオオペラ
横山武史騎手
「この子の武器は前走乗って理解、把握しきれていたので、その武器を殺さないようにだけ心掛けて乗りました。(中団につけたポジショニングはどういった意識でしたか?)先行馬が多かったですし、前走は2番手でしたけど、前に行かなくても競馬が出来るぐらい賢い馬なので、馬の能力を殺さないようにだけ気をつけながら乗りました。その結果、そのポジションになりました。普段から上村先生には沢山良い馬を騎乗依頼いただいているので、先生の初重賞勝利ということで、それに少しでも貢献することが出来て良かったです。すごく良い競馬が出来ました。まだまだ馬自体はこれからもっともっと成長出来る馬ですし、完成するにはもう少し時間がかかる馬ですけど、すごく良い馬なので、皆さん応援していただけたらなと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 19日、中山競馬場で行われた11R・スプリングステークス(G2・3歳オープン・牡牝・芝1800m)は、横山武史騎乗の2番人気、ベラジオオペラ(牡3・栗東・上村洋行)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に3番人気のホウオウビスケッツ(牡3・美浦・奥村武)、3着にメタルスピード(牡3・美浦・斎藤誠)が入った。勝ちタイムは1:48.9(重)。

 1番人気で戸崎圭太騎乗、セブンマジシャン(牡3・栗東・高野友和)は、6着敗退。

【セントポーリア賞】ベラジオオペラがデビュー2連勝

クラシック戦線に名乗り
スプリングS・ベラジオオペラと横山武史騎手

 2番人気に支持された横山武史騎乗、べラジオオペラが無傷の3連勝で重賞初制覇を飾った。レースは大きく縦長となり、道中は中団から。勝負どころで外を回される展開となったが、直線では馬場の真ん中から坂を登って一気に先行各馬を差し切った。この勝利でデビューから3連勝となった。このレースの1〜3着馬には皐月賞(4月16日・中山・G1・芝2000m)への優先出走権が与えられる。

ベラジオオペラ 3戦3勝
(牡3・栗東・上村洋行)
父:ロードカナロア
母:エアルーティーン
母父:ハービンジャー
馬主:林田祥来
生産者:社台ファーム

【全着順】
1着 ベラジオオペラ
2着 ホウオウビスケッツ
3着 メタルスピード
4着 グラニット
5着 パクスオトマニカ
6着 セブンマジシャン
7着 オールパルフェ
8着 ドンデンガエシ
9着 シルトホルン
10着 アイスグリーン
10着 シーウィザード
12着 ウィステリアリヴァ
13着 ジョウショーホープ
14着 トーセンアウローラ
15着 ハウゼ
16着 アヴェッリーノ