六本木を闊歩するし、銀座でも落ち着いて楽しめる。それだけでも東京の大人としては十分だが、もうひとつ成熟するのに必要なのが、「神楽坂」の攻略だ。

花街の歴史とフランスの文化が色濃く存在し、街全体に非日常感が漂う唯一無二のこのエリア。本物の大人しかいないこの街を、エスコートできるようになれば、東京上級者。

さらに先月号からは誌面に掲載されたQRコードからレストラン予約ができる新サービス「グルカレ」も搭載し、リザーブもよりスマートに。

この号は、もう東京を知り尽くしたと思う大人へ贈る。

あなたにはまだ、「神楽坂」が残っている。






特別増刊号では、「Snow Man」目黒 蓮さんが東カレの艶やかな空気を纏う!

常人を凌駕するルックスは、ラグジュアリーなホテルでこそ映える。

特別増刊号の表紙で登場するのは、目黒 蓮さん。

政財界の中枢が息づく紀尾井町で、その長い手足を存分に見せつけながら、贅沢な空間を謳歌する姿の艶やかさたるや!

中面12ページに渡り繰り広げられる耽美な世界は前代未聞。

本誌だけで見られる写真の数々を、目に焼き付けて欲しい。




非日常と共存する、神楽坂の和食で大人たちは成熟する

夕方になると芸者衆が行きかう姿を日常的に目にし、昔ながらの日本家屋を生かした飲食店が軒を連ねる神楽坂。

東京の都心でありながら、これほどまでに日本の文化が色濃く残るエリアは、ほかにない。

そんな街での和食体験は、当然ながら今までとは一線を画す。待っているのは、次なる大人のステージだ。



大人なら知っておくべきひと皿がある

この街の和食は、『神楽坂 石かわ』を筆頭にした石かわグループの存在なくしては語れない。

神楽坂の地で育まれた世界が認める三ツ星店。その凄みをまずはじっくりと紐解き、教養として身につけたい。



デートで行くべき、こなれた価格帯の和食を厳選

こと和食において、高級店のイメージが強い神楽坂。しかし、ひとり1万円前後のこなれた価格帯のお店が数多く存在する。

石畳や細い路地に胸を高鳴らせながら、古民家のお店に入る。そのアプローチも手伝って、この街の和食店は一層魅力的に映るのだ。

デートにおあつらえ向きな厳選8軒は、月刊誌でぜひ確認を。




圧倒的な「フランス」の空気がふたりを酔わせてくれる

かたや「日本のフランス」とも呼ばれる神楽坂。東京に住むフランス人の約4分の1が住んでいるといわれている。

ゆえに、東京にない雰囲気を求めるなら、この街が最適。

フランスのビストロに迷い込んだような、本場感を纏う5軒をピックアップ。東京に慣れた大人なふたりにも、新たな刺激を与えるはずだ。



現地の空気そのものを醸す店がある一方で、日仏の魅力を一度に楽しめる店があるのも神楽坂の面白さ。

フレンチが盛んな土地柄だけあって、日本の文化と融合して進化を遂げたレストランが、この街にはたくさんあるのだ。

感度高き4軒は、手だれな相手を誘うときの隠し玉にちょうどいい。




著名人がお忍びで神楽坂へ。東カレだけに人生を語る!

名優・竹中直人さんは昨年オープンした小栗通りの気鋭の鮨店へ。

鮨とつまみを絶賛、堪能しながら、人生を変えた神楽坂との深き因縁を告白する。



見番横丁の奥の奥、神楽坂の最深部へと向かったのは日向坂46の佐々木久美さん。

秘密のビストロでシャンパンに頬を染めつつも、次第に27歳の生々しい葛藤と決意を吐露していく。



神宮前で二ツ星を獲得した名店が、昨年7月に神楽坂へ移転。

この店の凛とした佇まいは、表紙を飾った今田美桜さんの美しさと胸の内を最大限に引き出した。

さらには、『女芸人No.1決定戦 THE W』の6代目女王、天才ピアニストのふたりも洒落たバーでシューティング。勝者の本音を赤裸々に明かす。

芸能人をより艶やかに昇華し、その心をも解していく、この街の実力を感じて欲しい。




神楽坂の「今」を大事から小事まで徹底調査

この街の新たな潮流として、見逃せないのが「高級鮨」の台頭だ。

2020年に街を代表するような旗艦店が誕生し、「神楽坂で鮨」というムーブメントが大きなうねりとなりつつある。

いま誘うべき神楽坂の注目の鮨店は、覚えておいて損はない。



老舗と呼ばれる名店が数多く軒を連ねる神楽坂。“良いもの”が生き残る街にはまた、“良いもの”が生まれるもの。

美しく詰められた唐揚げは、大人の手土産にも最適。

そのほか、古民家を改築したレトロなホテルや路地の名称まで、文字通り神楽坂の歩き方をくまなく解説。

この「神楽坂号」は、大人が熟読するに相応しい、保存版の一冊に仕上がった。