元スペイン代表DFがカメラマン突き飛ばし 試合後の暴挙に批判続出「敬意がない」
欧州CL決勝トーナメント1回戦でバイエルンに敗れたPSG
海外サッカー、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のファーストレグが14日(日本時間15日)に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)は本拠地でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に0-1で敗戦。試合後には元スペイン代表DFがカメラマンを突き飛ばすという醜態を見せた。米スポーツ専門局が動画を公開。海外ファンからは「レッドカードだ」「敬意がない」など厳しい声が上がっている。
イライラが爆発した。敗戦のホイッスルを聞いてからスタンドのファンに向けて挨拶を行ったPSGイレブン。元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの周りには多くのカメラマンが集まった。しかし、ラモスは近づいてきた2人のカメラマンを突き飛ばし、何やら言い放った。間にスタッフが入ったため、それ以上揉めることはなかったが、重苦しい空気が漂った。
米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門インスタグラムは「チャンピオンズリーグでPSGが0-1でバイエルンに敗戦後、セルヒオ・ラモスがカメラマンを突き飛ばすのが目撃された」とつづって動画を公開。海外ファンからは「ラモスらしいな」「カメラマンは仕事をしているだけだった」「礼儀正しくカメラマンを避けることもできるのに」「レッドカードだ」「敬意がない」「典型的なラモスだ」といった批判が寄せられた。
一方で「カメラマンは気を付けるべきだった」「カメラマンが先に押したからだろ」「カメラマンは周りを見ていなかった」「パーソナルスペースがあるだろ」など、カメラマンの姿勢を疑問視する声が上がっている。
PSGはメッシとネイマールが先発、故障明けのフランス代表FWキリアン・エムバペも後半12分からピッチに立ってバイエルンを攻め立てたが、無得点だった。セカンドレグは3月8日(同9日)にバイエルンの本拠地ミュンヘンで行われる。
(THE ANSWER編集部)