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●調査内容：『かつや』の「牛すき焼きとチキンカツの合い盛り」を調査。期待値が高い合い盛りの味は旨いのか？

「茶色い食べ物は基本的に美味しい」を、とんかつを始めとする自慢の揚げ物メニューで世に知らしめる美食の伝道師こと『かつや』では、2月10日より待望の期間限定メニュー「すき焼きとチキンカツの合い盛り」の提供をスタート。つのる寒さで心と胃袋が冷え切った腹ぺこピープルズを、片っ端から至福の満腹タイムへと誘っている模様です。

店頭メニュー（食楽web）

　期間限定の超定番である「チキンカツ」に、冬の風物詩にして多くの外食チェーンで今冬の目玉メニューに据えられた「すき焼き」を組み合わせた今回のメニューは、公式によると牛肉は20％増量、味の決め手となる割り下も一新と、5年ぶりの登場に相応しいアップデートが施されているとのこと。果たしてどんな味わいに仕上げられているのか、実際に食してそのお味を確認してみたいと思います。

プチ贅沢感がある「牛すき焼きとチキンかつの合い盛り丼」を実食！

今回は「牛すき焼きとチキンかつの合い盛り丼」858円をオーダー

　店員さんにオーダーを告げ、待ったうちに入らない約3分で丼が運ばれてきました。ご飯が見えない“おかずてんこ盛り”状態ですが、まずは定番のチキンカツからチェックしていきます。

チキンカツは相変わらずのハイクオリティ。割り下が染みたところも美味い

　衣はサクサク、鶏肉はプリっとジューシーで相変わらずのハイクオリティです。豚ロースじゃなくても全然イケるんですよねえ～。すき焼きの割り下がかかっているところも、じゅんとした味わいでやっぱり美味です。

すき焼き担当の牛バラ肉。割り下の甘味がよく染みています

　続いては牛バラ。5年前を知らないので比較はできませんが、量に関しては「いっぱい入ってる！」そんな印象を受けます。味の方は…割り下がしっかり染みた、気持ち濃い目の甘い味わい。脂身も含めてしつこさは皆無です。ご飯が進みます。ほぼ生状態の卵の黄身に纏わせると、一気にすき焼き感がアップ。もう普通にウマいです！

割り下が多めにかけられていて、ご飯は完全に“つゆだく”状態

　メニュー写真ほどしらたきが乗ってないなと思ったら、チキンカツと牛バラの下に結構な量が敷かれていました。芯までしっこり煮込まれているようで、ご飯と一緒に食べても食感が気にならないほどの柔らかさです。そのご飯ですが、食べ始めの時点でほぼ割り下に浸かっている“つゆだく”状態。おかずは白飯でかっ込む派の筆者、これはどうかなと思ったんですが、割り下の味が濃すぎず薄すぎずのちょうどよい塩梅で、スムーズにかっ込めます。うん、美味しい。

　チキンカツにも黄身を纏わせながらノンストップで箸を進めた結果、10分もかけることなくあっさりと完食。食べ終えたと同時に「あれ、もうなくなっちゃった」と、思わず心の中でつぶやいてしまいました。ごちそうさま！

「牛すき焼きとチキンカツの合い盛り定食」もあり！

「牛すき焼きとチキンカツの合い盛り定食」968円

　今回いただいた「丼」とは別に、ご飯が別盛り＆とん汁（小）が付いてくる「牛すき焼きとチキンカツの合い盛り定食」（968円）と、玉子が温泉玉子になるテイクアウトメニュー「牛すき焼きとチキンカツの合い盛り弁当」（842円）も販売しています。チキンカツと牛すき焼きを白飯でばくばく食べたいという方は、「定食」をチョイスしておけば間違いなしですよ。

調査結果

　チキンカツ、牛すき焼きともに食べ応え抜群のボリュームながら、割り下の美味しさがかなりの後押しとなって完食までの道のりは実にスムーズ。丼に乗っている全ての具材とご飯にピッタリ合う、ちょうどよい濃さと甘味に仕上げられていたのはお見事の一言。また、しらたきが柔らかく煮込まれていたことで、ご飯を食べ進める上で全く邪魔にならなかったというのも、この丼を美味しくいただけた理由に挙げていいかもしれません。

　カツ丼と牛丼をひとつの器に乗せて同時にいただくような、プチ贅沢な一杯を楽しめる「牛すき焼きとチキンカツの合い盛り」。ぜひ最寄りの『かつや』で、美味しさと心地よい満腹感を味わってみてください！

（撮影・文◎河西まさあき）

●DATA

牛すき焼きとチキンカツの合い盛り丼／定食

期間：2023年2月10日（金）～　※期間限定・なくなり次第終了
販売：一部店舗を除く国内の『かつや』
https://www.arclandservice.co.jp/katsuya/
※価格は全て税込
※一部店舗では価格が異なります