リュウジさんが「一生これでいい」と宣言した「至高のチキントマト煮」に挑戦！コクうまで濃厚なトマト感♡

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寒～い夜はアツアツで濃厚な煮込み料理が恋しくなる筆者です。今日はあのリュウジさんが「トマト煮は一生これでいく！」と宣言したほどの自信作、「至高のチキントマト煮」を作ります。鶏肉と野菜をトマト缶で煮込むだけのシンプル調理で、”至高の味”の秘密はオレガノにあるのだとか。ま、前説はこれくらいにして、さっそくなすをカットすることにしよう♪

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バズレシピでおなじみ、料理研究家リュウジさんのTweetはこちら。


この投稿を見た人たちからは、「3万回作ってますが、毎回ため息が出るうまさです」「トマト煮はこれしか作りません！ホントにおいしい」「自分の中で何回も作るバズレシピTOP3に入るやつぅ！」「これ、わが家のキャンプ定番料理になってます。おいしすぎて、ご飯もパスタもマカロニもパンもいける。毎キャンプ作っても飽きないからホントこればっかり。オレガノの瓶すぐなくなりました」などなど、熱烈な支持者から熱～いコメントが続々と届いていましたよ。

大絶賛のコメントがいっぱいで、どれほどおいしいのかと作る前からかなりハードル上がっています！リュウジさんも「トマト煮はもう一生これでいくと決心したウマさです」と自信満々。作るのが楽しみでーーーす♪

リュウジさんの「至高のチキンのトマト煮」材料と作り方



【材料】（2～3人分）
鶏もも肉…350g
塩・こしょう（鶏肉の下味用）…各適量
オリーブオイル…大さじ1と1/2
にんにく…3かけ
なす…3本
玉ねぎ…1/2個（120g）
トマト缶（ホール）…1缶（400g）
コンソメ（顆粒）…大さじ1
砂糖…小さじ2
日本酒…50ml
オレガノ（乾燥）…小さじ1弱

◆仕上げ用
塩…適量
黒こしょう…適量
オリーブオイル…適量

リュウジさん曰く、トマト缶はカットトマトよりホールトマトがおすすめとのこと。カットトマトとホールトマトでは、使われているトマトの品種が違うそうで、ホールトマトのほうが甘みが少し強いそうです。

【作り方】

1.  なすはヘタを取り、乱切りに。にんにくはスライス、玉ねぎも薄くスライスします。玉ねぎは甘味が出るので必須とのこと。鶏もも肉は2～3㎝角に切り、塩とこしょうを振って下味をつけます。

2.  フライパンにオリーブオイルを引き、鶏肉を入れて皮目から焼きます。火加減はここからしばらく中火です。

鶏肉の皮に焼き目がついたら、一旦取り出します。後で煮込むので、ここで鶏肉に完全に火を入れる必要はないとのこと。ちなみに、3分ほど焼いたら焼き目がつきました。



3.  鶏肉を出した後のフライパンをそのまま使い、にんにくを炒めます。



にんにくが色づいたら、なすを入れて炒めます。

なすがフライパンに残った鶏肉の脂や旨味などをしっかり吸ってくれてます。



なすにほんのり焼き色がついたら、玉ねぎと塩ひとつまみ(分量外)を入れてさらに炒めます。塩を入れて、野菜をしんなりさせるとのこと。



4.  玉ねぎがしんなりしたら、取り出しておいた鶏肉とトマト缶を入れます。火加減を強めの中火にして、トマトを潰しながら炒めます。



トマトの水分が少し飛んだら、コンソメ、砂糖、日本酒を入れます。日本酒を入れるのがリュウジ流。甘めのこってりとした味に仕上がるんですって。ちなみに、トマト煮によく使われる白ワインを入れると酸味が強くなるそうです。また、砂糖を入れるのは、トマトの酸味をまろやかにするためとのこと。



続いて、オレガノを入れて混ぜます。一気に外国のトマト系料理の香りになりました。高級感ある～♪



フタをして、強めの弱火で30分煮込みます。



5.  30分煮込んだら、塩と黒こしょうで味を調え、オリーブオイルを入れて出来上がり。調理時間は45分。ほとんどが煮込む時間なので、とっても簡単でした。



とにかくオレガノの香りがいい！食欲をそそる、いい香り～♪



では、いただきます！

おお～、おいしい！鶏肉はとってもやわらかくて、なすはとろんとろん♡ トマトの強い酸味がまろやかな酸味に変身～。味と香りの主張が強いオレガノやにんにくは出しゃばりすぎず、トマトと絶妙なバランスで融合し、コクうまで濃厚なトマト煮に仕上がっています。



わが家で作るトマト煮やトマトソースは、毎回トマトの酸味が際立ちすぎて味に深みがなく、何か足りない…。そんな出来ですが、それに比べてリュウジさんのトマト煮は完璧。砂糖や日本酒が入っているからなのか、トマトのおいしさを残しつつも味わい深さがあります。そして、”至高の味”を完成させるのがオレガノ。味にも香りにもスッキリとした爽やかさを加え、本当にいい仕事をしています。トマト料理との相性バツグンです。



実は今回使ったなすは、わが家の冷蔵庫でしなびていたもの。なのに皮は全然硬くない上に、とろっとろに仕上がっていて感動しました♪ このトマト煮は、瑞々しさを失ってしなびたなすの救済レシピにもなりますね。それくらいおいしい♪

リュウジさんおすすめの味変は、タバスコ。タバスコの辛みとフルーティーさが加わっておいしかったです。味がしまるので、味変にはぴったり。また具にきのこ類を入れても、旨味が加わっておいしいとのことです。

リュウジさんの自信満々レシピ「至高のチキントマト煮」をぜひ作ってみてくださいね。寒い日に食べると、ホント格別ですよ♪