トムヤムクン×豚骨ラーメン！？ セブンで買える『一風堂』の「トムヤムクン豚骨ヌードル」が美味しすぎるので全力でオススメしたい
一風堂の冷凍「トムヤムクン豚骨ヌードル」（386円） ｜ 食楽web
●セブンイレブンで販売されている冷凍ラーメン「トムヤムクン豚骨ヌードル」の旨さの秘密とは？
『一風堂』といえば、全国に133店舗の店舗を展開する博多ラーメンチェーン店。1985年創業当時の味を守る「白丸元味」や、豚骨ラーメンを進化させた「赤丸新味」などの豚骨味で有名ですね。実はそれ以外にも、店舗限定・数量限定で、醤油ラーメンや、味噌ラーメン、つけ麺、担々麺、はたまた「ごめんねジロー」といったユニークなパワー系ラーメンを提供するなど、常に変化球を投げ続けている斬新なラーメン屋さんでもあります。
そんな『一風堂』が、セブン限定で冷凍の「トムヤムクン豚骨ヌードル」という商品を出しているのをご存知ですか？ ラーメン好きの友人から「これ美味しいよ」と教えてもらったんですが、『一風堂』といえば、やっぱり博多ラーメンという先入観があり、筆者としては「トムヤムクン風味？ ホントに美味しいの？」と侮っていたんです。
しかし、「騙されたと思って食べてみて」としつこい友人のススメに根負けし、いざ食べてみて驚きました。ちょっとやそっとじゃないくらい、かなり本格的な味だったのです。そこで今回は、あまりにも美味しくてみなさんにもぜひ食べてもらいたいので、その魅力をご紹介したいと思います。
電子レンジでチンするだけで、本場タイの味が完全再現！
「トムヤムクン豚骨ヌードル」の販売は日清食品
この「トムヤムクン豚骨ヌードル」、『一風堂』がタイに出店しているお店で出していた味を再現したものだそうです。となると、かなり期待できますね。封を開けると、カチンコチンに凍った麺と、エビなどの具材、そして付属の液体スープ、えび辛ペーストの小袋が入っています。
「具付き麺」を電子レンジで加熱するとこんな感じです
麺や具材は茹でる必要はなく、電子レンジ（500W）で4分半加熱するだけ。その間に液体スープを丼に入れ、熱湯250mlを注いでよくかき混ぜておきます。そのスープに加熱が終わった麺＆具材を合わせ、最後にえび辛ペーストをお好みの量、入れたら出来上がりです。たったこれだけ。
最後にエビ辛ペーストを入れてよくかき混ぜて完成
かき混ぜている時点で、レモングラスやバイマックルー（こぶみかんの葉）の香りが鼻を突き抜けてきます。香りだけで言えば、超本格的なタイのトムヤムクンスープそのものです。ここに、豚骨スープと麺を組み合わせて魔改造したのがこのラーメンなわけです。
まずはスープをひと口。なんだこれ、美味しい…！？ 酸味、辛味、旨味のバランスが完璧。しかも、これまた本場のトムヤムクンスープ同様、タマリンドやライムなどの爽やかな酸味がツンときて、すぐ後からエビの風味が追いかけてきます。さらに豚骨スープをベースにしているからか、ガッツリと深い旨味もたたえています。
トムヤム＋豚骨スープがウマすぎる！（食楽web）
最近、コンビニやスーパーなどで、インスタントのトムヤムクンスープやトムヤムクンヌードルがたくさん出回っていますが、食べるとイマイチ、なんてことが多々あります。しかし、この一風堂のは明らかにレベルが違います。タイで食べるトムヤムクンをほぼ完全再現しているうえ、そこに豚骨のダシが効いており、ちょっとのけぞりそうになるほど美味しいのです。まさかトムヤムクンと豚骨がこんなに合うとは…。
そして、スープだけでなく麺もかなり美味しい。乾麺ではなく、ゆで麺をそのまま冷凍しているので、つるつるの口当たり。噛むとモチモチしていて、麺自体がもうすでに旨い！
麺もモッチモチで美味しい！
タイ料理レストランで「トムヤムクンヌードル」を食べる機会はたまにありますが、正直言って、それと比べてもこの『一風堂』の「トムヤムクン豚骨ヌードル」は、遜色ないか、その上を行く美味しさだと思います。これが400円もせずに食べられるって、最高じゃないですか？ 辛いもの好きの筆者としては、欲をいえば、もう少し辛いと嬉しいですが…。
自前でパクチーやライムを用意すれば、より本格的になると思います。というわけで、セブンで売っている『一風堂』の冷凍「トムヤムクン豚骨ヌードル」、未食の人はぜひトライしてみてください。ラーメン好きもタイ料理好きもハマると思いますよ。
（撮影・文◎土原亜子）
