元SMAP・森且行、12キロ減量で試験に…96年オートレーサー転身の壮絶覚悟

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 12月25日に配信された、主に広島カープで活躍した元プロ野球選手・高橋慶彦氏のYouTubeチャンネル〈よしひこチャンネル〉に、元SMAPで現在はオートレーサーとして活動中の森且行が出演。オートレーサー転身時の壮絶な覚悟を回顧した。

「どうしてもオートレーサーになりたかったんですよね」

 そう振り返る当時22歳の森にとって転機を迎えた96年。相談したのは「親父と兄貴だけですもん」と、相談すれば止められるだけだと悟った森は、事務所にも内緒で休日をもらい、浜松でオートレースの受験に。

 合格発表時に浜松でSMAPのコンサートが開催されたが、その当日に某スポーツ紙が報道。この年の5月にSMAP脱退が発表された。世間はアッと驚き、森は周囲の反対を押し切り、転身を強行したという。

 オートレースの受験資格の1つに「体重60キロ以下」があり、当時身長175センチだったという森は、「試験受ける時は僕、54キロで受けました。66キロあったんです。で、試験の当日までに54キロまで落として。やる気を見せないとたぶん‥‥」と振り返った。

「SMAPのメンバーでいち早く連続ドラマの主役を射止めたのは森でした。89年『ツヨシしっかりしなさい』(日本テレビ系)で、木村拓哉よりも早かったんです。その後、フジテレビ系で放送されたバラエティ番組『夢がMORIMORI』(92〜95年)でSMAPの名前が世に一躍知れ渡り、同じくフジテレビ系『SMAP×SMAP』の放送開始が96年4月。SMAP人気の牽引者が、まさかの人気番組スタート直後に脱退発表となったわけです。非常に大きな驚きでしたね」(芸能ライター)

 森は21年1月にレース中の落車事故を起こし、現在は幾度の手術を行いリハビリ中。23年2月の復帰を目指している。

(所ひで/YouTubeライター)