【検証】衝撃の2kg超え！埼玉でヤサイマシマシの最強店は『ジャンクガレッジ』説を実食検証してきた

2022年12月15日 10時50分

食楽web

調査内容：埼玉屈指のデカ盛り店『ジャンクガレッジ』が最強らしい。野菜が別皿で出る「ラーメン（野菜トリプル）」を早速食べに行ってみた

　埼玉のラーメン・まぜそばを語る上で、ジャンクガレッジは外せない店のひとつだったりします。一応埼玉県民以外の方に簡単な説明をすると『ジャンクガレッジ』とは、埼玉県内に21店舗、群馬に1店舗あるラーメン店で、埼玉県民なら一度は食べに行ったことがある、または見たことがあることで有名な店です。

　どっちかというとまぜそばの印象が割と強めだったりする店ですが、『ジャンクガレッジ』で「ラーメン」をマシマシにするとえげつない？　埼玉で一番すごいんじゃね？　というぐらい衝撃的な山盛りがやってくると聞き、早速調査へ向かいました。

券売機。味噌ラーメンも美味しそう。味玉付きにするかちょっとだけ悩む

　今回向かったのは大宮駅から徒歩5分ほどの場所にある『ジャンクガレッジ大宮2号店』。席に置いてある無料トッピングの説明を見ると、「ラーメン」はヤサイ、アブラ、ニンニクまたはショウガ。「まぜそば」はニンニク、アブラ、エビマヨ、辛味、チーズ、ベビースターが無料トッピングで追加OK。そして辛味も1～4段階でセレクト可能です。まぜそばの全増し、濃厚そう。どハマりする人が多いのにも納得です。

　そして「ラーメン」の野菜量の目安として、通常、増し、ダブル、トリプルの写真も。トリプルになると中々の山です。ほぼ器をひっくり返したぐらいの高さで、これは挑みがいがある！　今回は「ラーメン並盛」＋野菜トリプルで注文。出てくるのを待ちます。

説明写真よりもかなり多い！　衝撃のヤサイが別器の「ラーメン並盛（ヤサイトリプル）」2348g

「ラーメン並盛（野菜トリプル）」730円。730円で2kg超え、何この太っ腹！

　待つこと数分、目の前にやってきたのは、野菜山盛りの「ラーメン」そしてなぜか別の器で山盛り野菜！　どういうこと？　「トリプルなんでこの量なんですよ～」と爽やかに語るお店の森田侑馬さん。「トリプルだと器に盛りきれないんで、別で出すんです」。まじかっ！

　とにかくまずは計測。「ラーメン」の方は直径20cmの器に、高さ約15cm。重さは1265g。別の器のヤサイは1083g。トータル2348g。730円で2kg超え衝撃です。豪快すぎて、もはや神がかってます。

豚骨＆鶏ガラ、野菜のトリプルダシ。後半になると野菜の甘さも加わって優しい美味しさに

「スープは豚、鶏、野菜のトリプルダシです。かえしは、チャーシューをたっぷり漬け込むことで醤油の角が取れ、旨みが加わった特製カエシですね。煮豚から出る旨みたっぷりの豚脂をそのまま仕上げ油として使用しています」と話すのは本社の名久井守さん。チャーシューの味付けの際の旨みたっぷり醤油を入れるからこそのまろやかさとコク、というワケですね。

「麺は『ジャンクガレッジ』特注の三種混合麺ですね。3種類の太さが異なる麺を混ぜ合わせることで咀嚼のたびに食感が変化するのがいいんですよ。並盛だと茹で前で200g、大盛だと300g、倍盛だと400gになります。具はチャーシューと、無料トッピングでヤサイ、アブラ、ニンニクまたはショウガになります。無料トッピングはトリプルまで追加料金なしでオーダーできます。お客さんの好みで種類、量を選択できるので食べ方、味わいが無限に広がるんですよ」。

3種の太さの混合麺。太さの違いもあり、ぴちぴち感があって、麺が踊るような感覚

　おすすめの食べ方を聞くと「天地かえし。ヤサイの下に眠っている麺を持ち上げてヤサイの上にかぶせるG系の食べ方ですね」。森田さんも「ラーメンは麺を先に食べないと。スープ吸っちゃうから！　あと、チャーシューも早めの方がいいですね。うちのチャーシューは厚めなので、後に回すとアゴが疲れますよ」。確かに、山盛り野菜の後で麺は、ビロンビロンになりそうでイヤ。ということで、まずは麺を引っ張り出して麺から攻めていきます。

　太さが違う麺を一気に啜ると、それぞれの食感が違っていて面白い。そして当然なんですが、麺と一緒にもやしが口の中に入ってくるのでモチモチとシャキシャキの一体化。ドスっとG系なのに、ヤサイの盛りが良すぎてもはやヘルシーラーメンと化しています。

乗せきれないからって別の器でヤサイが出てきちゃうほど壮絶にモリモリだった！

「ラーメン並盛（ヤサイトリプル）」はコスパがいいのでおすすめ。ヤサイたっぷり食べてください！（準社員の森田侑馬さん）

「『ジャンクガレッジ』のラーメンは二郎インスパイア系です。二郎系と聞くと、若者だけが食べるようなお店でしょ？　と思われるかもしれませんが、『ジャンクガレッジ』のお客さんは本当に幅が広いんですよ。若者だけでなく中高年、ファミリーといったお客さんが多く利用してくださっています。これからも様々なお客さんに親しんでいただけるような、来店しやすいジャンクで楽しいお店でありたいと思っています」と話す名久井さん。

　ヤサイたっぷりだと、後半味が薄くならない？　という不安は、卓上にコショウ、七味、お酢、ヤサイ味濃いめのボトル、があるので心配なし。味変は卓上のブラックペッパーと一味唐辛子をがっつりまぶすのがおすすめで、通な人だと、アブラとニンニクトリプルを別皿に。つけめん風に、麺にアブラとニンニクをディップしながら食べると、麺にアブラの甘さとニンニクの風味がダイレクトに味わえるとのこと。何度も言うけど味わい無限大。『ジャンクガレッジ』の奥深さを感じます。