独身貴族を気取って、「結婚は墓場だよ〜」なんて言っている男性諸君! 本当にそうなんでしょうか? というのも、結婚情報サービスO-netが、30〜49歳の未婚男性を対象に結婚意識調査を行ったところ、未婚男性の6割強は、「結婚にはデメリットよりもメリットのほうが多い」と回答したそうなんです。

 同調査によると、結婚のメリットは、「安らぎを得られる」「愛する人と一緒にいられる」「子供や家庭を持てる」など、精神的な安定につながる意見が上位を占め、デメリットは、「自由にお金が使えない」「自分の時間が少なくなる」「しがらみが増える」など、生活の自由度が減る心配が上位に挙がったのだとか。でも、どうしてメリットのほうが多いと思うんでしょう?

 「“人はひとりでは生きられない”という思いや、“結婚するのが当然”、“安らぎを得られる人と家族を持ちたい”といった意識が、“自由にお金が使えなくなる”、“しがらみが増える”などといった一過性の拘束よりも重要視された結果ではないでしょうか」(オーネット 渉外広報室課長 篠塚涼子さん)

 ん〜、なるほど。でも、結婚生活と独身生活を比べた質問項目では、約半数の人が「独身生活にはメリットも多い」と回答したんですよね? ということは、結婚は「デメリット<メリット」であっても、あえて独身を貫いているというコトなんでしょうか?

 「実際には皆さん結婚に前向きで、30代前半層では実に8割以上の人に結婚意思があるようです。40代になると多少は諦めムードになるものの、周囲の人が結婚し、愚痴とも自慢ともつかない話を聞くと、“自分も人生の中である程度は自由の拘束を受けなければいけない”といった気持ちになるようです」(同)

 彼らが結婚に至らなかった理由の多くは、「適当な相手に出会わなかった」や「経済的事情」など。実際の結婚生活は、やはりメリットのほうが多いんですかね?

 「以前行った調査では“家事を手伝わなければいけない”という項目が婚前よりも増加したデメリットとして挙げられています。メリットに関しては“安らぎが得られる”“愛する人と一緒にいられる”と回答する割合が減るものの、“家族を持てる”はほぼ同率。“身の回りの世話をしてもらえる”など、新たな項目も挙げられています」(同)

 全体的には「想像よりも現実のほうが良かった」という場合が多いとのコト。結婚は「案ずるよりも産むがやすし」といったところでしょうかね? (清川睦子/verb)

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