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●「ハンバーグで感動したこと、ありますか？」という挑発的なキャッチコピーとともに、期間限定で提供が始まった『ガスト』と、レストラン「sio」による「感動ハンバーグコース」は、期待を裏切らない美味しさに仕上がっているのか？

　コスパ抜群のファミリーレストラン『ガスト』がコース料理を提供するという、チャレンジングなこの企画。一体、どのような体験が待っているのでしょうか……。今回は先行試食会に参加し、実際にコースを丸ごと味わってきました。

まるで高級レストランのコース！ サラダからデザートまで全4品を1869円で味わえる

1869円

「感動ハンバーグコース」はサラダ、スープ、メインディッシュ（ライス付）、デザートの4品が提供されます。まずは前菜のサラダとスープから。高級なレストランにおいては、冷たいものは冷たく、温かいものは温かく、が基本。こちらのコースでも、そのホスピタリティーを体験できます。

　フルーツの酸味やナッツの食感がアクセントの「シュリンプサラダ」は、フレッシュなキウイ、グレープフルーツと砕いたアーモンドがアクセントになっています。ガストの和風たまねぎドレッシングが採用されていますが、非常に相性が良い。しっかり冷やしてあるので、野菜がみずみずしく、非常に爽やかな味わいです。

「コーンポタージュ」は甘みと塩気のバランスが良く、フライドオニオンの香ばしさと食感が効いています。前菜、スープを堪能し、メインディッシュへの期待値も上昇。胃袋の準備も整いました。

メインディッシュ「感動ハンバーグ」は、鳥羽シェフこだわりの“分厚さ”に注目

　さて、お待ちかねの「感動ハンバーグ」。その名にふさわしい一品を、ということでレストランライクな肉汁と分厚さにこだわっています。肉は牛と九州産黒豚を7対3の比率で配合。細挽きにしてしっかりこねることによって、ふわふわの食感を実現しています。

　ナイフを入れると、肉汁がジュワーッとあふれ出て、ハンバーグで包んでいたトリュフ香るポテトチーズクリームと混ざり合います。自然と頬が緩むお肉の柔らかさが圧巻！

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　デミグラスソースは白味噌と蜂蜜、醤油を合わせた和テイスト。濃厚仕立てで、コース限定のコシヒカリに非常に合います。

細部までこだわり抜いた〆のデザート「グラスショートケーキ」

　ハンバーグを食べ終えた時点で、結構お腹いっぱいになり、デザートまでたどり行けるのかと思ったところで、「グラスショートケーキ」がサーブされました。グラス入りのプチデザートで、イチゴの酸味とクリームのなめらかさ、スポンジの軽さが絶妙。トップに飾ったチュールはなんと店舗で一枚ずつ焼いているのだとか！

　すべてのコース料理を食べ終え、胃袋と脳の満足度がレストランでいただいた時とほぼ同じという印象でした。一瞬、『ガスト』で食べていることを忘れるくらい、前菜からデザートまでのバランスが完璧でした。

調査結果

　今回のコース料理の凄みはチェーン店として、どこの店舗でも、どれだけの量を用意しても、同じ味とクオリティーを提供するということだと思います。それだけ、この企画に対する『ガスト』と鳥羽シェフの本気度を体験できるのではないでしょうか。ぜひ、“感動”を実感してみてください！

（撮影・文◎亀井亜衣子）

●DATA

ガスト

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