Googleのクラウドコンピューティング部門であるGoogle Cloudが、2022年11月6日(土)にブロックチェーンプラットフォームの「Solana」を使ってバリデーターを実行していると発表しました。さらに、2023年にはGoogle Cloudのノードホスティングサービスである「Blockchain Node Engine」で、Solanaをサポートすることも明かしています。

Google Cloud Just Became a Solana Validator - Decrypt

https://decrypt.co/113632/google-cloud-just-became-a-solana-validator

Google Cloud Is Running a Solana Validator, Blockchain Node Engine to Support SOL Chain Next Year - Bitcoin News

https://news.bitcoin.com/google-cloud-is-running-a-solana-validator-blockchain-node-engine-to-support-sol-chain-next-year/

Solana News Can’t Help SOL Soar. What’s Next for the High-Speed Layer 1? - Crypto Briefing

https://cryptobriefing.com/solana-news-cant-sol-soar-whats-next-high-speed-layer-1/

2022年11月6日、Google Cloudの公式TwitterアカウントはSolanaの生みの親であるAnatoly Yakovenko氏に対して「フォロワーにビッグニュースを伝えていい?」とツイートし、Google CloudはSolanaのブロック生成型バリデーターを使い、ネットワーク参加検証を行っていることを明かしました。





さらに、Google Cloudが発表したばかりのBlockchain Node Engineで、Solanaをサポートすると発表しました。Blockchain Node Engineは、Google Cloudが2022年10月末に発表したばかりのノードホスティングサービスであるため、誰でも簡単にクラウドでSolana専用ノードを立ち上げることが可能となるというわけです。加えて、Google CloudはSolanaの開発者エコシステムが過去データに簡単にアクセスできるように、Solana関連データのインデックスを作成し、2023年にBigQuery上で公開すると発表しました。





そして、最後にGoogle Cloudが仮想通貨を用いた支払いサービスのひとつであるCoinbase Commerceに対応することもアナウンスされています。





これに加えて、SolanaはInstagramアプリおよびFacebookアプリが、SolanaのNFTをサポートしたと発表しました。





GoogleがBlockchain Node EngineでSolanaをサポートすることで、誰でも気軽にSolanaノードをクラウド上でホストすることが可能となります。これは、暗号テクノロジーに関心を抱いているユーザーにとって喜ばしい出来事のように思えますが、「もったいない。この分野においてもますます中央集権化が進んでいます。これは仮想通貨の本来あるべき姿とは対極にあるようなものです」と批判しているユーザーもいます。