PSG、エムバペの920億円契約を全否定 仏紙へ法的措置を検討か
この夏、レアル・マドリーへの移籍を封印し、PSGと2025年までの契約を結んだフランス代表FWキリアン・エムバペ。
『Le Parisien』は、その3年契約の総額は6.3億ユーロ(921億円)にも達すると報じた(税抜だと413億円ほど)。
まず、給与は月給600万ユーロ(8.7億円)で、年俸にすると7200万ユーロ(105億円)。
さらに、契約金だけで1.8億ユーロ(263億円)を得るほか、ロイヤリティボーナスも設定されている。
すでにこの夏に7000万ユーロ(102億円)のロイヤリティボーナスが支払われたほか、来夏も移籍せずに残留した場合は2023年9月に8000万ユーロ(117億円)のボーナスを支払う。さらに、2024年夏に移籍しなかった場合には9000万ユーロ(131億円)のボーナスを支払うという。
ただ、PSGは今回の報道を否定し、こう苦言を呈した。
「昨日、我がクラブとある選手についてのセンセーショナルな記事が掲載されたことについて、PSGはこの疑惑のストーリーとその詳細に反論する。
重要なチャンピオンズリーグの前に掲載されたタイミングにも疑問を呈する。
PSGはこれ以上コメントしない。クラブの全員が明日のCLに集中している」
また、PSGは『Le Parisien』に対する法的措置も検討しているようだ。PSGは26日にCLマッカビ・ハイファ戦を控えている。
前日会見でクリストフ・ガルティエ監督にもこの件についての質問が飛んだが、指揮官は「クラブが出したリリースは知っているだろう。これはスポーツ外のことであり、私には関係ない。私はグループのマネージメントに集中している。(エムバペの退団志願騒動に続き)残念なことにまたこういうことが出たが、火曜朝にサプライズはないだろう(笑)」と述べたそう。