西武、佐野泰雄と戸川大輔に戦力外通告 “埼玉っ子”佐野「感謝の気持ちでいっぱい」
戸川は今季6試合出場「印象に残っているのはプロ初ヒット」
西武は23日、佐野泰雄投手と戸川大輔外野手に来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。2014年ドラフト2位で入団した佐野は今季2試合の登板にとどまっていた。同年育成ドラフト1位で入団し、2016年から支配下をつかんだ戸川は6試合の出場で打率.000だった。
両選手が球団を通じて発表したコメントは以下の通り。
〇佐野泰雄投手
今まで幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、とずっと埼玉で育ちお世話になってきました。そしてプロでも埼玉西武ライオンズでプレーすることができて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。プロ8年間で一番印象に残っているのは、19年6月11日のジャイアンツ戦です。あの日は今井が予告先発だったのですが、自分が緊急で先発することになり、当初2〜3回予定だったのが、4回を無失点で抑えることができて、その後のリリーフ陣もみんな好投して完封することができました。みんなの力を合わせて、チーム一丸でつかんだ勝利でしたので思い出深いです。いい時も悪い時も、どんな場面でも熱い声援を送ってくださったライオンズファンの皆さまに、本当に心から感謝しています。ありがとうございました。
〇戸川大輔外野手
8年間、ライオンズで野球をやらせていただいて、球団には本当に感謝しています。一番印象に残っているのは、19年5月25日のプロ初ヒットです。千葉で打ったプロ初ホームランも印象深いですが、それ以上に、地元ベルーナドーム(当時メットライフドーム)で打った初ヒットの時のあのライオンズファンの歓声は今でも忘れられません。目立った成績を残すことはできませんでしたが、8年間、応援し支えてくださったライオンズファンの皆さま、関係者の皆さま、そして家族に、感謝しています。本当にありがとうございました。(Full-Count編集部)