ソフトバンク向けスマホ「Xperia 1 IV A201SO」が5Gスタンドアローン方式に対応!

ソフトバンクは4日、携帯電話サービス「SoftBank」向け5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Xperia 1 IV(型番:A201SO)」(ソニー製)に対して5G(第5世代移動通信システム)におけるスタンドアローン(SA)方式に対応するソフトウェア更新を2022年10月4日(火)より順次提供開始したとお知らせしています。

更新は本体のみで無線LAN(Wi-Fi)および携帯電話回線(5G・4G・3G)によるネットワーク経由(OTA)による方法が用意されており、更新にかかる時間は最大20分程度かかるとのことで、更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、Wi-Fiでの実施が推奨されています。なお、ソフトバンクでは更新にかかる通信料は無料とのこと。

これにより、携帯電話ネットワークにおける最大通信速度が5G SAによって下り3.7Gbpsおよび上り658Mbpsに向上にします。なお、下り最大3.7Gbpsは埼玉県さいたま市中央区上落合一丁目の限定エリアで提供中だとのこと。更新後のビルド番号は「64.0.E.11.33」で、今回のソフトウェア更新では他にもセキュリティー更新も含まれています。


Xperia 1 IV A201SOはソニーが展開する「Xperia」ブランドの最新フラッグシップスマホ「Xperia 1 IV」のSoftBank版で、昨年発売された「Xperia 1 III」の後継機種となり、同様に映画のスクリーンのアスペクト比である2.35:1とほぼ同じとなる21:9の約6.5インチ4K HDR(1644x3840ドット)有機ELによるシネマワイドディスプレイを搭載し、新たにチップセット(SoC)がQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform」となって高性能化しています。

また新たにスマホでは世界初となる85mm(F2.3)〜125mm(F2.8)の望遠光学ズームレンズを搭載し、解像度やAF性能の劣化なく動画や静止画の撮影が可能になっているほか、すべてのレンズカメラに120fpsの高速読み出しに対応した有効画素数1220万画素のイメージセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載し、動画・静止画撮影時の高速・高精度なAFや被写体のトラッキング、4K 120fpsの動画撮影を可能にしています。

・1/1.7型の約1220万画素CMOS「Exmor RS for mobile」(1画素1.8μm)+広角レンズ(焦点距離24mm相当/画角82°/F1.7)
・1/3.5型の約1220万画素CMOS「Exmor RS for mobile」+望遠レンズ(焦点距離85mm相当/画角28°/F2.3、焦点距離125mm相当/画角20°/F2.8)
・1/2.5型の約1220万画素CMOS「Exmor RS for mobile」+超広角レンズ(焦点距離16mm相当/画角124°/F2.2)


主な仕様は12GB内蔵メモリー(RAM)および256GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、5000mAhバッテリー、急速充電(USB PD)、ワイヤレス充電、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、防水(IPX5およびIPX8)、防塵(IP6X)、おサイフケータイ(FeliCa)、NFC Type A/B、FMラジオ、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、側面指紋センサー、Android 12など。

サイズは約165×71×8.2mm(最厚部約9.7mm)、質量は約187g、本体色はSoftBankではブラックの1色のみ。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMが1つのデュアルSIMに対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。連続通話時間はVoLTEで約1870分、連続待受時は4G LTEで約480時間、AXGPで約470時間、充電時間は約120分(USB Type-C PD-PPS対応 ACアダプター使用時)。

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5G: n3, n28, n77(3.4GHz), n77(3.7GHz), n78, n257
4G: Band 1, 2, 3, 4, 8, 11, 12, 17, 18, 19, 28, 38, 39, 40, 41, 42
3G: Band I, II, IV, VIII
2G: 850, 900, 1800, 1900MHz

ソフトバンクでは今年3月より5G SA方式による携帯電話サービスを提供しており、これまではY!mobile向け「AQUOS wish(型番:A104SH)」(シャープ製)とSoftBank向け「Xperia 5 III(型番:A103SO)」(ソニー製)が5G SAに対応していましたが、新たにXperia 1 IV A201SOが追加されました。なお、5G SAを利用するには5Gスタンドアローン対応のUSIMカード(ZTWHT1)である必要があります。

更新は「設定」→「システム」にて「詳細設定」を押してから「システムアップデート」にて「アップデートをチェック」を選び、更新ファイルがダウンロードされたら「今すぐ再起動」を選択します。詳細は『更新後のソフトウェアバージョンの確認する(185KB)』をご確認ください。ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」における「ビルド番号」にて確認可能です。その他、更新に際しての注意事項は以下の通りとなっています。

・更新期間は修理受付終了までとなります。
・ソフトウェア更新中は、発着信を含むスマートフォンの各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェア更新の完了までに最大20分程度かかる場合があります。
・ソフトウェア更新を行う際は通信が切断されないよう、電波状態のよい場所で移動せずに実施してください。
・ソフトウェア更新中は、絶対に本機の電源を切らないでください。故障の原因となります。
・ソフトウェア更新は電池を十分に充電した状態で実施してください。ソフトウェア更新中に電池切れになると、故障の原因となる可能性があります。
・本機の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失されることがあります。必要なデータは、ソフトウェア更新前にバックアップしておくことをおすすめします。なお、データが破損・消失した場合の損害につきましては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
・その他のご注意点はソフトバンク公式サイト>" target="_blank"><<ソフトウェアアップデート>>をご確認ください。


記事執筆:memn0ck


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