「ギンナン中毒」ってご存知ですか?食べ過ぎにはご注意!
朝晩を中心に、少しずつ冷え込んで来ましたね。夏も終わり、季節は確実に秋に近づいています。
また、秋といえば、美味しい味覚がたくさんありますよね。
今回はその中から、ギンナンをピックアップしてお伝えします。
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秋が旬の銀杏。焼いたり炊き込みご飯にいれたりお酒のつまみにしたりと、さまざまな楽しみ方がありますよね。またギンナンにはビタミンA、B群、ビタミンC、カリウム、鉄分など多くの成分が含まれています。
ですが、注意点としては食べ過ぎないことがあげられます。
坂田先生によると、1日の目安摂取量は大人で6粒程度と言われているそう。
では、食べすぎると、一体どのような症状が起きるのでしょうか?
「代表的なところで言うと、嘔吐や下痢が挙げられます。また、ひどい場合だと、呼吸困難や痙攣を引き起こすこともありますね」
場合によってはかなり重症化もするという症状。呼吸困難や痙攣は、なりやすい方の特徴などは特にはなく、基本的には誰でも起こりうるそうです。
では、ギンナンの食べ過ぎによるこれらの症状は、どのような成分によって引き起こされるものでしょうか?
「メチルピリドキシンという栄養素です。これは、一度に大量摂取すると、先に挙げた症状を引き起こすものなんです。
ギンナンはビタミンも豊富なのですが、食べ過ぎには十分に注意ですね」
食欲の秋ではありますが、注意をしながら、秋の味覚を楽しんでくださいね。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
坂田 武士
一般社団法人日本予防医学マイスター協会 代表理事
株式会社サムライフ 代表取締役
昭和大学薬学部薬学科を卒業後、薬剤師免許を取得。大手製薬会社勤務や特別養護老人ホームの施設長などを経て、予防医学やエイジングケアの重要性を感じ、2009年株式会社サムライフを設立。2019年一般社団法人日本予防医学マイスター協会を設立し、全国で予防医学の資格認定を発行している。薬をすすめない薬剤師として、これまでに1万人以上の独自のオーダーメイド予防医学カウンセリングを行う。筋肉を維持して脂肪だけを落とす「オプティマムファスティング(R)」は、健康・美容業界のプロの間で広がり、便秘外来や整形外科のクリニックやエステサロン、プロスポーツ選手などにも取り入れられている。この方法を記した著者「4日間で脂肪だけをキレイに落とす本」(学研プラス)が好評を博す。