蛙が踊るボカロ曲『蘇芳の明察』が驚異的な中毒性! 陰々滅々な世界観と日本の祭りのリズムが興奮を引き起こす

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 今回紹介するのは、IDONO KAWAZUさん投稿の『蘇芳の明察 / 鏡音リン』という動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

こんにちは。音楽をする蛙です。「すおうのめいさつ」と読みます。
働き損の草臥れ儲け。

蘇芳の明察 / 鏡音リン

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 IDONO KAWAZUさんが投稿したボカロ曲『蘇芳の明察』が、聴覚で味わうエナジードリンクといった強さを放っています。歌は鏡音リン。

 歌われる世界観は陰々滅々としたもの。長時間労働、増えない賃金、未来への不安、そういった苦しい状況が描かれています。

 そこに合わせられる音楽は、日本的なリズムをベースにしたもの。苦しい歌詞とドンチャカと鳴る祭りばやしが融合することで、ドーパミンがジャブジャブ出てくる快楽的な音楽となっています。

 さらに、楽曲を盛り上げるのが、鳥獣戯画のような画風の“カエル”。全編アニメーションとなっており、踊ったり、お酒を飲んだりと、映像でも楽しませてくれます。

 心に突き刺さってくる一曲となっています。動画はニコニコ動画で視聴できます。ぜひ、聞いてみてください。

視聴者コメント

お、和風ですか
蛙さん可愛いなぁ
すげぇ今の暮らしに刺さる…
週半ばの夜更け、この終末感は痺れますわ
あらがって見せますよ

文/高橋ホイコ