PSG、スペイン代表MFソレールをバレンシアから獲得! 5年契約…移籍金は最大約29億円か

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 パリ・サンジェルマン(PSG)は1日、バレンシアからスペイン代表MFカルロス・ソレールが完全移籍で加入することを発表した。

 2027年6月30日までの5年契約を結んだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、PSGがバレンシアに支払う移籍金は1800万ユーロ(約25億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億円)となる模様。ソレールとバレンシアの契約が残り1年だったこともあり、“バーゲンプライス”での獲得となった。

 現在25歳のソレールは、8歳でバレンシアの下部組織に入団。2016年12月にトップチームデビューを飾ると、瞬く間に主力へと成長を遂げた。同クラブでは公式戦通算226試合に出場し、36ゴール31アシストを記録した。

 また、スペイン代表では各アンダー世代で活躍。昨夏にはU−24スペイン代表の一員として東京オリンピックに参加し、全6試合に出場して銀メダル獲得に貢献した。同年9月にA代表デビューを果たし、これまで9試合3得点を記録している。

 ソレールは加入に際し、PSGのクラブ公式サイトを通じてコメント。 「とても嬉しいよ! これは僕のキャリアにおける新たな冒険であり、チームメイトと一緒に仕事を始め、彼らに会い、このユニフォームのためにすべてを捧げることに、とても誇りと興奮を感じている」と、ステップアップの喜びを語った。

 PSGは今夏に中盤を刷新。ポルトからポルトガル代表MFヴィティーニャ、リールから同国代表MFレナト・サンチェス、ナポリからスペイン代表MFファビアン・ルイスも加入した。一方、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムはローマ、元スペイン代表MFアンデル・エレーラはアスレティック・ビルバオ、アルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスはユヴェントス、ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーはベンフィカに期限付き移籍し、セネガル代表MFイドリッサ・ゲイェは古巣エヴァートンに完全移籍した。

【画像】PSGのユニを手にするカルロス・ソレール
🆕✍️ Le Paris Saint-Germain est heureux d’annoncer la signature de l’international espagnol @Carlos10Soler. Le milieu offensif du Valencia CF s’est engagé avec le club de la capitale jusqu’en 2027.#WelcomeCarlos— Paris Saint-Germain (@PSG_inside) September 1, 2022