ウィメンズブランド「パラビオン」が民事再生法の適用を申請
ウィメンズのファッションブランドを展開するパラビオンが、民事再生法の適用を申請し、8月19日付で監督命令を受けた。負債額は非公開としているが、帝国データバンクは2021年8月期末時点で約3億5000万円と報じている。
パラビオンは、1982年に小売店パラビオンをオープンし、1983年1月に法人改組した。1986年にヤングカジュアルファッションを提案する自社ブランド「パラビオン(Par Avion)」がデビュー。このほかにも「クリシェドパリス(Clice de Paris)」「スーベニール ドゥ パラビオン(Souvenir de Par Avion)」「ハンブルバイパラビオン(Hamble by Par Avion)」「パラビオンプチスタンダード(ParAvion+Petit Standard)」の4ブランドを立ち上げ、アルタやルミネなどのファッションビルを中心に出店してきた。帝国データバンクによると、一時は20店舗以上を展開していたという。
パラビオンブランドでは現在全国に6店舗を構えるが、今回の民事再生法申請に伴う店舗の営業継続に関しては未定としている。