「HYBE LABELS JAPAN グローバルデビュープロジェクト」のオーディション番組『&AUDITION - The Howling -(エンオーディション ザ・ハウリング)』のファンイベント第二部が24日に行われ、会場には多くのファンが集結。Weverseで世界に生配信された。

『&AUDITION』のメンバー

デビュー組のK、NICHOLAS、EJ、TAKIと練習生のFUMA、HAYATE、JUNWON、YUMA、GAKU、JO、HIKARU、HARUA、MAKI、MINHYUNG、YEJUNがステージに登場すると、会場中が大きな拍手に包まれ、メンバー全員を歓迎。初めてのファンとの対面にやや緊張気味だったメンバーたちも、ほっと胸をなで下ろし笑顔を見せた。

最初にメンバーは、会場のファンと配信を見ている視聴者に向けて挨拶。Kは「やっと会えたね、みんな〜!」とめいっぱい喜び、HAYATEはGAKUのモノマネをしながら挨拶をして早速会場を盛り上げた。

まずはオーディション第5話から第7話までを振り返るトークコーナー。「3ラウンドでリーダーをやるにあたって、心がけていたことは?」と聞かれたFUMAは「リーダー、振り付け、日本語歌詞の発音をメンバーに教えるなど考えることがたくさんあってすごく大変でした。その分、一番達成感もありました。リーダーとしてみんなに迷惑をかけないように準備できることは先に準備して、すぐに練習に取り組めるように心がけていました」とコメント。

HAYATEは「初めは本当に心配でした。僕にまとめられるか不安しかなかったんですけど、自分にできる役割をしっかり考えて、実力じゃなくてもチームワークのことなら自分が一番できると自信を持って、声かけもたくさんしました。リーダーに興味がわいちゃいました」と明かした。

GAKUは「当時は時間のないなか創作をしなくちゃいけなくて。今だから言えるけど、正直大変な部分もありました。リーダーとして自分が大変になってしまったときでも、周りのメンバーに強く当たらないことを気にかけながら頑張りました」と話すと、Kも「うんうん」と強く頷いてみせた。

また、サプライズでTOMMOROW×TOGETHERとコラボレーションしたことについては、NICHOLASが「先輩たちと話しながらご飯を食べたのが不思議。記憶に残っています」と振り返った。MAKIは「YEONJUNさんが言っていた、『ファンの皆さんの存在は当たり前じゃないんだよ、感謝の気持ちを忘れずに』という言葉が心に残っています。実際に今、初めてファンの皆さんを前にしてすごく緊張しています」と、初々しいコメントを。

MINHYUNGが「先輩たちがサプライズで現れて『ダンスを一緒に踊ろう』と言ってくれて最初は戸惑ったけど、終わってみたらすごく良かったです!」と答えると、会場からは拍手が起こった。JOは「すべてが本当に勉強になりました。まだデビューしていない僕らが経験していないようなマインドやアドバイスが本当に勉強になりました」と語った。

「BTSミッション」の際には、BTSから応援メッセージが届くというビッグサプライズもあった。Kは「大変光栄なこと。BTS先輩から夢をいただいたので、メッセージがすごくありがたかったです」と感謝の気持ちを伝え、YUMAは「小学4年生の時からずっと好きな大先輩だったので、今まで頑張ってきたことが実った気がしてすごくうれしかったです」と語った。HARUAは、「メッセージをいただいて、不安がやる気に変わったし、BTS先輩に恥じないパフォーマンスをしなきゃいけないなと思いました」と、BTSからのメッセージがやる気に変わったことを明かした。

また、YEJUNが「とても力がでました。夢なのか? 現実なのか? と思いました。本当にとても幸せでした」と愛嬌たっぷりに答えると、Kが「かわいいいですね〜」と微笑んだ。

「4ラウンドを終えて、&BALLをいっぱいにできたときの気持ちは?」との質問には、EJが「実際に満たされたのを見て緊張がとけて安心しました」と、胸をなで下ろす。TAKIが「4ラウンドは僕たち4人の&BALLは含まれないと聞いていて、違う形で貢献できたことがうれしかったし、メンバーの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当に自分が今ここにいるのが信じられないです、ありがとうございます」と答えると、会場からは大きな拍手が起こった。

JUNWONは「そのときのその感情は、言葉で表現できないほどすごく胸が高鳴って感激しました」と日本語でしっかりと答え、HIKARUは「正直無理なんじゃないかなって思ったときもあったんですけど、無事に(&RINGが)埋まってうれしかったです!」と、喜びをあらわにした。

続いて、事前にファンから寄せられた質問に1人ずつ答えていく「メンバー深堀コーナー」へ。MCがどう上達したかについて聞かれたKは「楽しんじゃえって思い切ってやったらみんなが助けてくれて、何回かやってみたら褒めてもらえました。MCのコツは…周りの顔とか反応とか、全体の絵を考えるように。初心者ながら意識しています」としっかりとした答えを。

「今日一番緊張しているのは誰ですか?」と進行の日本テレビ辻岡義堂アナウンサーに聞かれると、「意外とYUMA。あの感じはめっちゃ緊張してるんですよ。もう今、顔が真っ赤です」とYUMAを指名。YUMA自身も、「正直めちゃめちゃ緊張してます(笑)」と、Kに緊張を見抜かれていたことを認めた。

休日に下北沢にショッピングに行った感想を聞かれたNICHOLASは「いろんな服もあって、値段も結構安かったので楽しかったです。次はMAKIからおすすめしてもらった三軒茶屋に行ってみたいです」と、笑顔を見せた。

EJは日本語が上達するコツについて「周りのみんなが日本人なので、楽しくたくさん聞いてたくさん話すのがコツです。まだ足りない部分がもちろんあるので、これからも勉強します!」と流暢な日本語で答え、TAKIが「最近日本人なんじゃないかなって間違えるぐらい(笑)」と、EJの日本語に太鼓判を押した。

そんなTAKIへの質問は、「&AUDITIONで末っ子じゃなくなったTAKIくん。末っ子で良かった点と末っ子じゃなくなって良かった点は?」というもの。「年下の生活に慣れてきちゃってるので、いざ違くなると寂しかったりするけど、逆に考えればひとつお兄ちゃんになったのかなってうれしくもあります」とニッコリ。Kは「第一印象は髪がすごく長くてきれいな目をしてるなって。今も目はずっときれいです」と、TAKIを見つめた。

「ポケモンセンターでの2時間の買い物…何にそんなに悩んだの!?」と質問が寄せられたFUMAは「ポケモンセンターに行くと必ず1時間はポケモンを眺めてます。マストです。その時は予約制のポップアップストアで、一度出ると入れないタイミングだったので、HARUAと何周もお店をまわって買い物をしていました。本当にあのときはKヒョン、待たせてすみませんでした!」と答え、会場の笑いを誘った。

「HAYATEくんのモノマネ3連発を生で見てみたいです!」というファンからのリクエストには、HAYATEが「ONE PIECEのフランキー」「ポケモンのニャース」「さっきしゃべっていたTAKI」のモノマネ3連発を堂々と披露。「これはちょっと認めるしかないです。いつもより上手かったです」と、TAKI本人も認めるほどの上手さで、「他のメンバーも練習したいと思います!」とモノマネへの意欲を見せた。

JUNWONへの「2ラウンドで『Something』を見れなかったのが残念でした…。ちょっとだけでもいいので踊ってほしいです!」というリクエストには、会場からこの日一番の大きな拍手が。JUNWONは戸惑いながらも「…やってみます!」と、ステージ前方へ。「僕がちょっと軽く歌いますね〜」とKが歌で参加し、JUNWON&Kの即興コラボステージに会場も大盛り上がりだった。

やんちゃエピソードを教えてほしいというリクエストを受けたYUMAは「小さい時に親の誕生日にやらかしてしまって。学校の先生に呼び出されたことがあります。呼び出されたことが誕生日プレゼント。あとは…夜11時以降も最近は起きてます!」と、かわいいやんちゃエピソードを明かした。

「座右の銘“キンパのように”とは…!?」との質問を受けたGAKUは「キンパっていろんな種類と味があって、具材もぎっしり入ってるので、そんなキンパのようにたくさんの才能を見せられるアーティストになりたいんです。毎回違う種類のキンパが出てきたら楽しいじゃないですか? なので、宝石のような僕になれたらいいなという意味で…」と、“GAKU節”を披露。「通訳必要ですか? いろんな表情の自分を見せたいということです」とすかさずHAYATEがフォローした。

「韓国で生活しながら食べたものの中で忘れられない食べ物は?」との質問に、JOは「韓国って全部おいしいんですけど、ユッケジャンラーメン。毎日のように食べて、練習で疲れ切ったあとにメンバーのみんなと美味しく食べるのが楽しかったです」とほっこりエピソードを披露。

「みんなが真似する『なんすかぁ?』を生で見てみたいです!」とリクエストを受けたHIKARUは「ええ〜?」と緊張した様子を見せながらも、こん身の「なんすかぁ?」を生披露した。

HARUAには「あまり緊張しないタイプですか?」との質問が。「練習量で緊張具合は変わってくると思うので、自分が納得いくまで練習すればあまり緊張しないと思います」とコメント。今日のステージの緊張具合を聞かれると「ドキドキ? ドクドク? ドクドキ? してます」とかわいく首をかしげながら答えた。

MAKIには「トリリンガルということで、英語、ドイツ語を話しているところを見たいです!」とリクエストが。流暢なドイツ語と英語で、「僕たちのショーを楽しんでいただけたらいいなと思います。また近々会えるのを楽しみにしています、またね!」と話し、確かな実力を披露した。

「愛嬌が見てみたい」とのリクエストを受け、MINHYUNGが愛嬌ポーズを披露すると、なぜかHARUAとGAKUが手をつないで見守っており、会場の誰よりもMINHYUNGの愛嬌に喜んでいた。

「日本にきてどこかお出かけや遊びに行ったりしましたか?」との質問には、YEJUNが「MINHYUNGとJUNWONくんと一緒にどんぶりを食べにいきました。とてもおしいくてたまにテイクアウトして食べたりしてます」と笑顔で答えた。

この日は初のオフラインイベントを記念してフォトセッションも開催。5人1組を作り、チームごとにポーズを取っていき、会場のファンに撮影をしてもらうコーナーだ。NICHOLAS、FUMA、JO、MAKI、MINHYUNGチームは、 “ほっぺハート”などかわいらしい3ポーズを披露。EJ、TAKI、HAYATE、YUMA、HARUAチームは全員でひとつの大きなハートを作ったり、ギャルピースでファンを楽しませた。K、JUNWON、GAKU、HIKARU、YEJUNチームはみんなでYEJUNを抱っこしたり、猫耳ポーズで会場を沸かせた。

最後はファイナルラウンドについて、ここだけの“ネタバレ情報”を発表。ファイナルラウンドでは2チームにわかれてそれぞれオリジナル曲のパフォーマンスを行うほか、15人全員でのパフォーマンスも準備されていることが明かされた。

さらに最終回で披露するパフォーマンス1曲目をKとNICHOLASが、2曲目をEJとTAKIがワンフレーズずつ披露。1曲目はクール系、2曲目はキュート系と対照的なダンスを披露し、会場を沸かせた。

最後はメンバーを代表してKが挨拶。「応援してくださるすべての方々に感謝申し上げます。直接お伝えするのに2年かかりました。15人全員感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。その気持ちをパフォーマンスを通してお伝えできればと思います!」と、ファンへ感謝の気持ちを送った。

メンバーがステージをはける際には「まだ終わらないで」と言わんばかりの、大きな拍手が。最後の最後まで愛嬌ポーズをしたり、ファンへ向けて全力で手をふったりと、15人全員が名残惜しそうにしながら、会場をあとにした。































(C)HYBE LABELS JAPAN