エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

写真拡大

地区4位と低迷も「来季に向けての唯一の希望」

 大谷翔平投手が所属するエンゼルスは、開幕直後の勢いを失い、苦しい戦いを続けている。4日(日本時間5日)にはチーム7本塁打を放ちながらも衝撃の敗戦。課題は投手陣だと昨季も言われていたが、ここに来て実は抜群の安定感を発揮。チグハグぶりに、ファンも「遅すぎる」「マジで?」「なのにエンゼルスなぜ勝てないの」と複雑なようだ。

 たとえ大谷が打っても、投手陣が踏ん張れずに敗れる試合は幾度となくファンも目撃してきた。ただ、後半戦に入って、その様相が変わりつつあるという。球団広報のツイッターは「7月24日以降、エンゼルスの投手陣はア・リーグ最高の防御率2.90を形成している」と投稿。実際、チームも7勝7敗と五分の戦いを繰り広げている。

 ただ、時すでに遅しか……。ア・リーグ西地区4位に沈み、首位のアストロズには23.5ゲーム差もつけられている。打てば、抑えられない。抑えれば、打てない。低迷を象徴するような数字に、ファンからは「打てないのが残念すぎる」「それでも攻撃陣が7本塁打打った試合で負ける」「これが来季に向けての唯一の希望」などとコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)