本間至恩のクラブ・ブルージュへの移籍が発表【写真:Getty Images】

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「感謝の気持ちを忘れずに大切に過ごしていきたい」

 J2アルビレックス新潟は7月16日、ベルギー1部クラブ・ブルージュへの移籍でクラブ間合意していた21歳MF本間至恩について、完全移籍へ正式契約が結ばれたと発表した。

 新潟の下部組織出身の本間は、U-18に所属していた2017年に2種登録でトップチームの公式戦デビュー。翌年夏にトップチーム昇格が内定すると、19年にはJ2リーグで28試合に出場した。20年からは10番を託され、40試合7ゴールと飛躍。昨季は終盤戦で右大腿二頭筋肉離れによる離脱はあったが、32試合5ゴールの成績を残した。

 今季ここまで22試合で5ゴールを記録していた本間は7月8日に新潟での活動を離れ、渡欧。メディカルチェックなどを経て、正式契約を結んだ。

■選手コメント
「このたび、ベルギーリーグ1部のクラブ・ブルージュに移籍することになりました。新潟のファン、サポーター、クラブ関係者の皆様に直接ご挨拶できないまま日本を離れてしまい、申し訳ない気持ちで一杯です。まずは無事に契約することができ、嬉しく思います。これからも、新潟にいたときと変わらずに自分の成長のために、一日一日を無駄にせず、感謝の気持ちを忘れずに大切に過ごしていきたいと思っています。

 新潟でプロになって3年半。どんな時も、本当に多く皆様から後押ししていただきました。皆様と一緒に戦えた3年半はとても幸せで、アルビレックス新潟でプロキャリアをスタートできたことは自分にとっての生涯の誇りです。皆様にベルギーからいい報告を届けられるように精一杯頑張っていきます。自分が成長した姿を新潟の皆さんに見てもらえることを楽しみにしています。これからも応援よろしくお願いします」(FOOTBALL ZONE編集部)