コストコの『USビーフTボーンステーキ(冷凍)』はどう? 味・食感・調理方法をチェックしてみた
コストコで販売されている『US ビーフTボーンステーキ 冷凍』はご存じでしょうか。
「Tボーン」はサーロインとヒレ(フィレ)が同時に味わえる、贅沢な部位。冷蔵庫で解凍したら、あとは焼くだけでゴージャスなごちそうが完成。牛肉らしいうまみにあふれ、チルドバージョンと遜色のないおいしさですよ。
US ビーフTボーンステーキ 冷凍|438円/100g
こちらがコストコの冷凍肉コーナーで販売されている『US ビーフTボーンステーキ冷凍(US BEEF T-BONE STEAK FRZ)』(品番:91002)。お値段は100gあたり438円(税込)。購入した物は730gで、3,197円(税込)でした。ちなみに、売り場のプライスカードには「アメリカ産チョイスビーフ Tボーンムルチパック ステーキカット 冷凍」と書かれていたりします。
「Tボーン」は、2つの部位(サーロインとヒレ)が楽しめる骨付き肉のこと。アメリカ農務省(USDA)の格付けにおける「チョイス」グレード(4段階の上から2番め)の牛肉です。ラベルによるとアメリカはワシントン州の牧場・DOUBLE R RANCH(ダブルアールランチ)のお肉ですね。
解凍方法は?
解凍方法ですが、冷蔵庫に一晩入れておくのがオススメ。ゆっくり解凍することでドリップが少なくて済みます。調理の30分前に冷蔵庫から出して、室温に近づけておきましょう。キッチンペーパーなどでドリップをしっかり吸い取ってから下準備を行います。
調理方法は?
下準備として、骨に沿って数カ所に包丁を軽く刺し入れます。
フチについた脂身は残しつつ、焼いたときに縮んで反るのを避けるため、包丁で切込みを入れておきます。今回は塩こしょうをせず、このまま焼きました。
フライパンを強火でしっかり熱してから、ステーキ肉をのせ、すぐに弱中火にします。動かさずに2分ほど焼き付けてから、ひっくり返して、同じように2分焼きます。
再びひっくり返して火を止め、フタをして2分半放置。余熱で内側を加熱していきます。仕上げに、フタを取って弱火にかけ、表面をカリッとさせてできあがり。
これで焼き上がり! 写真の左側がサーロイン、右側がヒレとなります。しかしこのTボーン、ヒレがかなり少ないような…。だいぶ「Lボーン」寄りな感じですね。
どんな味?
食べやすい大きさにカットし、お好みで塩こしょうを振りかけます。断面を見てみると、内側がほんのりピンク色で、ミディアムレアくらいの仕上がり。ただし、骨のまわりは火が通りにくいので、レア状態になっていました。
こちらがサーロイン。適度な噛みごたえがあり、肉を食べてるという満足感が上がりますね〜。噛むごとに肉汁が広がり、口の中が牛肉のうまみでいっぱいに! 岩塩や粗挽きこしょうがピンポイントでピリッときて、とてもよいアクセントになっています。
こちらがヒレ。サーロインよりも柔らかく、ホロホロとほぐれるような食感。そしてうまみがより濃厚に感じられますね。
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コストコではチルドの『アメリカ産チョイスビーフ Tボーンステーキ』も見かけます。販売価格は2022年6月1日時点では、冷凍もチルドもお値段は438円(税込)/100gでした。数日以内に調理する予定があるならチルドを、それ以降の予定なら冷凍を選ぶとよいでしょう。